国防部参謀本部情報・参謀次長室の謝日升次長によれば、活動を確認した軍用機には戦闘機やヘリコプター、無人機が含まれる。71機のうち延べ36機が台湾が定める警戒区域「応変区」に、延べ14機は西太平洋に入った。応変区とは台湾の防空識別圏(ADIZ)のうち、台湾の海岸線から24カイリ(約44キロ)の範囲を超えた区域を指す。
中国の空母「山東」艦隊の8隻は西太平洋上の、台湾から220カイリ(約407キロ)離れた場所に移動した。
国防部は、国軍が統合監視システムを用いて厳密に監視、対応していると説明した。
(呉書緯、楊堯茹/編集:名切千絵)