駐インド代表処(大使館に相当)によると、救助された18人のうち、中国人2人、ミャンマー人2人、インドネシア人1人がやけどなどのけがを負ったものの、いずれも意識はあるという。
また葛葆萱(かつほせん)駐インド代表(大使に相当)は中央社の取材に、代表処はインド政府と連絡を取って支援を要請し、インド軍側から全力で支援すると伝えられたと語った。
インド沿岸警備隊によれば、同隊はインド・ケララ北西130カイリ(約240キロ)の地点に急行し、救助活動を実施したという。
旺春輪は5月末に南部・高雄港を出港。香港、中国、シンガポールを経由した後、今月7日にスリランカ・コロンボを出港し、10日にインド・ムンバイに寄港する予定だった。
現地メディアの報道によると、旺春輪には引火性液体類、可燃性物質、自然発火性物質などの危険物が積載されていたという。だが、捜査関係者は中央社に対し、現時点ではどのコンテナにトラブルが起き、爆発したかは分からないと語った。
(李晋緯/編集:齊藤啓介)