「日比谷ミッドタウン前に安井金比羅宮の縁切り縁結び碑とミッドサマーを魔合体させた何かがあったんだけどなんだったの」

そんな呟きと共に投稿された謎のオブジェの画像が、X上で注目されている。

「縁切り縁結び碑」×「ミッドサマー」? 日比谷で発見された謎...の画像はこちら >>

こちらは、Xユーザーのよったん(@oyoyoyoyo___)さんが2024年3月20日に投稿した画像だ。

ビルの前に設置されているのは、アーチ状に形作られた花、花、花。非常にカラフルで、かなり目を引くオブジェだ。

その形はたしかに、縁切り・縁結びのスポットとして知られる安井金比羅宮(京都府京都市)の「縁切り縁結び碑」の巨石のよう。そしてオブジェ全体を花が覆っている様は、ホラー映画「ミッドサマー」の作中で主人公が着せられる花だらけのドレスを彷彿とさせる。

幻想的ながらもインパクトの強いアートに、X上ではこんな声が寄せられている。

「いろいろと強そう」
「この色組み合わせるの凄い」
「潜り抜ければ強大な力を、潜り抜けれなかったら身を焼かれそうですね...」

このオブジェがあるのは、東京ミッドタウン日比谷の「日比谷ステップ広場」。

4月14日まで開催されているイベント「HIBIYA BLOSSOM(ヒビヤブロッサム)2024」の一環として設置されているもので、正式名称は「Flower Dome」だ。

公式サイトによると、このオブジェは高さ約4メートル×幅約9メートルのドーム全面がアーティフィシャルフラワー(造花)に覆われた参加型彫刻。アーティフィシャルフラワーでしか実現し得ない"植生の異なる植物"で構成されており、中に入ると美しい花に囲まれた幻想的な世界を見ることが出来るそう。夜はライトアップもされる。

ほかにも、イベント期間中の日比谷ステップ広場はヴィヴィットな配色の巨大ネオンサインや生花などで彩られているとのこと。入退場は自由、入場も無料だ。