「私が小学校の時に幼馴染に送ったらしい手紙、念が強すぎる、なんの話だ」

そんな呟きとともに投稿された手紙が、X上で注目されている。

「小学生時代に書いた手紙」が幼馴染宅から発掘される 〝念〟強...の画像はこちら >>

こちらは、東京都在住のXユーザーで、ライターやイベンターなどとして活動する三園彩華(@saikamisono)さんが2024年5月6日に投稿した画像。

小学生時代に、三園さんが書いたものだという。

エンジェルブルーのナカムラくんやメゾピアノのベリエちゃん、デイジーラヴァーズのルッキーにポンポネットジュニアのミント、ブルークロスガールズのちびゾーといった、小学生女子にお馴染みのブランドのキャラが書かれたちっちゃなメモ用紙。懐かしさで爆発しかけている読者もいるかもしれない。

しかし、そこは堪えて、文面を読んでいただきたい。

「○○殿
朝夕めっきり寒くなってまいりました。
このたびの件、力を合わせて解決してゆきましょう。

力を出してください。
愛をこめて○○より」

物々しい。宛名の敬称が「殿」なのも、丁寧な季節の挨拶から始まっているのも、続く内容も。

まるで、大人がビジネスシーンで書く文章と、武士の気持ちと、ロマンチックな洋画が混ざり合ったようである。メモとのギャップ、すご......。

小学生時代の三園さんは、一体どうしてこんな手紙を書いたのだろうか。

Jタウンネット記者は8日、本人に話を聞いてみた。

「思い出そうとしても思い出せない」

三園さんによると、手紙の画像は6日の14時ごろ、送り先である幼馴染が発見・撮影し送って来たもの。小学校で使っていた道具箱を掃除していたら出てきたそうだ。

「何故かものすごく改まった文面で、面白かったです。字が汚いのが恥ずかしいのですが、筆圧の強さが想いの強さを表しているなと思いました」(三園さん)

しかし、こんな手紙を書いた理由や内容の詳細については三園さん本人も幼馴染も分からず、お互いに思い出そうとしても思い出せないそうだ。

「小学生時代に書いた手紙」が幼馴染宅から発掘される 〝念〟強すぎる内容に「魂感じる」「戦後生まれのおじいさんかと」
画像は再掲

とにかく強い気持ちを感じさせる手紙に、X上では「まじで全部いい。

魂感じる」「戦後生まれのおじいさんの文章かと思いました」といった声が寄せられている。

ちなみに、三園さんと幼馴染は今でも近所に住んでいて、相手の実家に遊びに行ったりお気に入りの洋服を譲ってもらったりするなど、相変わらず仲良し。

「このたびの件」が何だったのかは分からないが、きっと力を合わせることができたからこそ、今でも深い絆で結ばれているのだろう。