ガラスの靴がシンデレラの足にピッタリとハマるシーンは、童話「シンデレラ」の名場面として有名だ。
それに因んで、2つのものがピッタリとジャストフィットすることを、俗に「シンデレラフィット」と呼んだりする。
そして2025年4月1日、X上に投稿されたのはまさに「シンデレラフィット」と表現すべきお弁当だ。
ピーマン炒めにハンバーグ、玉子焼きにソーセージ。
長方形のお弁当箱に、パズルのピースのようにおかずたちがぴったり詰め込まれている。
な、なんという計算し尽くされたフィット感! ちょっとした「互い違い感」も美しい。蓋をあけてこのお弁当が出てきたら、思わず「おおっ!」と声をあげてしまいそうだ。
作ったのは、京都市在住の介護職員・おぺこやん(@opeko9618)さん。
Jタウンネット記者は4日、「シンデレラフィット弁当」について、おぺこやんさんに話を聞いた。
あまりの気持ちよさに「目がシャキっ」
おぺこやんさんは、仕事に持っていく自分用のお弁当を毎日作り、その写真をX上に投稿している。
注目を集めた「シンデレラフィット弁当」は3月28日の朝6時ごろ、まだ寝ぼけながらも作ったものだという。
「いつもはおかずが3品な事が多く、ある程度決まった詰め方なので楽なのですが、今回はたまたまおかずが4品。どうやって詰めようか考えるのが面倒で、のっけ弁にすることに。
そのまま深く考えずポンポンとごはんに乗せていったら......偶然にもシンデレラフィット! という感じです(笑)」
出来上がったお弁当のあまりの気持ち良さに、「眠気も取れ、目がシャキっとしました」。
食べなければいけないことは分かっていても、そのために崩すのを躊躇ってしまいそうなほど美しいお弁当に、X上では7万3000件以上のいいね(8日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「モンドリアン感」
「完璧です」
「美味しいの前に気持ちいい」
「これぞ、『黄金比』というやつですね」