センサーが反応してハンドソープが自動で出てくるタイプの電動ディスペンサー。手をかざすだけで済むので、簡単かつ便利だ。

ただ、設置する場所や状況によっては、思わぬ「落とし穴」が......。

「自分が出したハンドソープを手と勘違いしてハンドソープを出し続ける哀しきモンスターが生まれてしまった...」(ぴろかいちょさん)

2025年6月18日、兼業主婦で3児の父のぴろかいちょ(@pilolilolilo)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、機械から漏れ出て山のように積もった泡ハンドソープの画像だ。

本来、下に手をかざさなければセンサーが反応することは無いはずなのだが、どうしてこんな状態に......。本当にこの泡の山を手だと思って......?

この投稿にはX上で14万件以上のいいね(20日夜時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「永久機関が完成しちまったな」
「自分のしっぽ追いかける犬かよ」
「何というかこれがAI社会で起きそう」
「本人(ハンドソープ)は需要に応える喜びに浸りながら死へ向かう系の罠だ」

Jタウンネット記者は19日、投稿者のぴろかいちょさんに詳しい話を聞いた。

もういい、もう休め...!

事件が起こったのは18日の朝のこと。

自宅の洗面所で子供が手を洗ったあと、何かの機械音が鳴り続けていることにぴろかいちょさんが気付いた。

恐る恐る洗面所の様子を見に行くと......ハンドソープディスペンサーが泡を出し続けていたという。

「ビックリと『なんで?!』と笑いが同時に押し寄せました。『とりあえず危険性はなさそうだし、おもしろいから写真撮っておこう~』というノリで撮影してから状況に対処しました」(ぴろかいちょさん)
洗面所に現れた「哀しきモンスター」に14万人あ然 「自分のし...の画像はこちら >>

その後、ぴろかいちょさんは誤作動の原因が「出てきたハンドソープにセンサーが反応しているため」と仮説を立て、堆積した泡を除去。発見した時点でかなりの量が出ていたため、若干まき散らしてしまったという。

その甲斐あって、ディスペンサーはハンドソープの放出を止めてくれたそうだ。

「あとは、もったいないので堆積したハンドソープでキレイに手を洗い、無事に元の洗面所に戻りました。今はまた元気にハンドソープを出す仕事をしてくれています!」(ぴろかいちょさん)

ディスペンサーくんが正気を取り戻してくれて、良かった......! これからも、元気に頑張ってほしい!

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