「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成されたメタルダンスユニット・BABYMETALのニューヨーク公演を撮影した多数の動画を1つに編集したライブ映像がYouTubeに投稿され、話題を呼んでいる。

これは2014年11月4日に行われた「BABYMETAL BACK TO THE USA/UK TOUR 2014」のワンマンライブの模様で、YouTubeに投稿されているファンの動画を組み合わせながら、1つの動画に仕上げている。


海外では、アーティストによるライブパフォーマンスの撮影が禁止されていない風潮にあり、近年、国内でも、その動きが広まりつつある。

YouTubeから火がついた海外人気
ベビメタ愛が炸裂!海外ファンによるNYライブ映像がアツいDEATH


BABYMETALは、もともとYouTubeの動画から海外人気に火がつき「BABYMETAL WORLD TOUR 2014」で、パリ、ケルン、ロンドン、ロサンゼルスを周り、イギリスの「Sonisphere Festival UK」や、カナダのメタルフェス「Heavy MONTRÉAL」など、大型ロックフェスにも出演するアイドルユニット。

今回話題となっている動画は、ニューヨークのマンハッタンにあるハマースタイン・ボールルームで行われたワンマンライブの模様で、3500人のキャパはべビメタファンで満員となっている。

ファンたちは、ロックやメタルのファンがライブの熱狂を表すメロイックサインの代わりに、べビメタメンバーがキメるフォックスサイン(影絵のキツネ)を同じように振り上げ、人気曲「ヘドバンギャー!」では、もちろん頭を激しくヘッドバンギング。

中には赤いペンライトで応援したり、アイドルに祈りを捧げるような動作「ケチャ」を送るファンも。また「サークルピット」と呼ばれる空間をつくり、ぐるぐる回る集団も見られ、日本とかわらないどころか、それ以上の熱狂的な盛り上がりをみせている。


2015年5月には、SLIPKNOTやLINKIN PARK、JUDAS PRIESTが出演する、アメリカ・オハイオのロックフェス「Rock On The Range in 2015」への出演が決定しており、その勢いは、さらに世界に飛び火しそうだ。