
じりじりと大型化が進む iPhone の未来とか?「携帯」の逆スケールに振りきった2m超え。なのにちゃんと動くだなんて二度驚くわ。
先月末、イギリスの YouTuber が作ったとんでもなく巨大な iPhone が、世界最大のギネス記録に認定された。
高さ2.054m、幅1.06m 、重さ100kg というメガサイズのiPhoneは、ただ大きいだけの模型ではなく、iPhone 15 Pro Max のスケールアップバージョンとして完全に機能する。
当然ながら持ち運びには向かないけれど、見てるとだんだん目が慣れてきて、このサイズでも案外と便利そうにさえ思えてくるから不思議なものだ。
世界最大!高さ2mの巨大iPhoneがネス記録に
このほど巨大な iPhone でギネス世界記録を樹立したのは、インド出身のイギリス人YouTuber、 Mrwhosetheboss こと、アルン・マイニさん。
アルンさんは、同じくYouTuber のDIY Perks こと、マシュー・パークスさんの協力を得て、完全に機能する世界最大のiPhoneを作り上げた。
この iPhone は、iPhone 15 Pro Max のスケールアップバージョン。その高さはなんと 2m もあり、画面が見渡せないほど広い。アプリだって手のひらサイズだ。
巨大でも普通のiPhone同様に動作
前述したように、この巨大iPhoneは模型などではない。実際に動作し、普通のiPhone と同じように操作できる。
ざっとスペックをあげると、高さ 2.054 m、幅 1.06m、重さはおよそ100kg 。
カメラはCanon EOS R5 で、8K動画の撮影可能。25倍光学ズームと100倍デジタルズームもできる。
OSはAndroid / Windowsのデュアルブートシステム。
オーディオは50Wスピーカーユニット8つ。充電には Anker の 3840Whバッテリーを2個使用するそう。
ちなみにフラッシュライトは400W。ローミングネットワークにも接続できる。
動画では大画面で「Flappy Bird(フラッピーバード)」をプレイするも、すぐゲームオーバーになったり、スワイプしたら摩擦熱で指をやけどするシーンも。
「こんなデカいiPhoneが動くって」「Apple Watch?」の声
あまりの巨大さに度肝を抜かれたユーザーたちも、ただ大きいだけじゃ終わらないリアルな機能にさらに仰天。こんな声が寄せられた。
・こんなにデカいiPhoneが実際に動くってのがまた
・これで写真撮れるんか
・いやいやメール打つの不便すぎだろ
・巨大プロジェクトっていいよなぁ
・ローミングネットワークにも接続できるのか。技術の進化はすごいな
・Flappy Birdのゲームオーバーは画面が大きくたって同じや…
・Mrwhosetheboss とDIY Perks のコラボがたまらん!
・次は巨大な Apple Watch かな?
ギネス記録の夢を叶えたアルンさん
アルンさんは子どものころからギネス記録が大好きで、図書館のギネスブックに没頭するほどだったそう。
記録への挑戦のきっかけは、自身のYouTubeチャンネルの登録者数がAppleを上回ったこと。それを機に、世界一大きな iPhone 作りに挑戦。プロジェクトをついにやり遂げ、今年8月29日にかねてからの夢だったギネス記録に認められた。
ほんとジョーク並みの大きさだけど、メガサイズの iPhone がある日常も実はけっこう楽しそう。テレビなら90インチぐらい、ってプロジェクタースクリーン並み?
持ち運びはなしとしても、家に置いて音声入力とか駆使すればわりと便利そうだと思ったのは私だけかな。ただ携帯としてのリアル iPhone にはそろそろ折りたたみ方向に進んでほしいな。
今後も楽しいギネス記録に挑戦しそうなアルン・マイニ(Mrwhosetheboss)さん。気になる人はYouTubeチャンネル@Mrwhosethebossをチェックだ。