
コンサート中、フェス中、映画鑑賞中など、どうしてもトイレに行きたくなった経験はないだろうか?だがその場を離れることで肝心なシーンを見逃してしまうこともある。そんな時に最適なアイテムが誕生していたようだ。
米国の飲料ブランドと、オムツやナプキン会社大手が共同開発した「Pit Diaper」を履いていれば、イベント中にトイレ休憩を取らずにその場で済ますことができる。
しかも尿の臭いを中和し、漏れを防ぐように設計されているので、ヘッドバンキングも余裕で、誰にも気づかれずにすむそうだ。そのデザインがかなりハードコアなロックなんだけどもだ。
大人専用のおむつ
おむつとはいうものの、実際にはキルティング加工された黒色の合成皮革にスタッズやチェーン、鋲などがついていて、そこに大き目なナプキンを装着するタイプのものだ。
ヘヴィでハードなロックコンサートなら、ショートパンツとしてそのまま着用も可能な使用となっている。事実販売元は、ファッションアイテムとしても売り出している。
このPit Diaper(ピット・ダイパー)を開発したのは、米国の飲料ブランド、Liquid Death社と、おむつやナプキンなどの吸収性製品大手、Depend社だ。
トイレに行くことで、せっかくのイベントを中断したくない人のために開発されたそうで、着用することで、トイレにいかずとも目立たずに排尿できるという。
大好評で既に完売
ピット・ダイパーに装着するナプキン自体が安心確実に尿を受け取ってくれるだけでなく、本体部分も漏れを防いでくれる構造になっているので二重に安全なのだそうだ。
だがこのデザイン、かなり装飾品が多いので、このまま履く分にはいいけれど、上からズボンを履くとなると難儀しそう。
かなり前衛的なデザインながら、発売直後24時間以内即完売するほどの人気となっている。ちなみにお値段は、75ドル(1万1550円)だそうだ。
今は完売中だけど、興味のある人はliquiddeath[https://liquiddeath.com/en-jp/pages/pitdiaper]社のウェブサイトで購入することが可能だ。
また、ナプキンが不足した場合には、日本でも販売されている、Depend社の男性用尿モレパッド Guards for Menで代用できるという。
これでコンサート中、大切な場面を見逃したり、聞き逃したりすることなく楽しめそうだ。
というか尿漏れパットだけで良くない?と思うわけだが、このパンツ自体にファッション的意義があるのだろう。ロック的な意味で。
またSNSのユーザーからは、尿漏れじゃなく、大きい方に対応したかっこいいオムツが欲しいという声も上がったようだ。
ロック会場では盛り上がると、来ている衣服を脱いでステージに投げるといった行為をする人がいるが、くれぐれも、尿漏れ後のピット・ダイパーは投げないようにしよう、そうしよう。