
イギリス王室の愛犬として知られるコーギーは世界的に人気が高い。アメリカでは各地で、コーギーによるレースイベントが開催されるほどだ。
カリフォルニア州で毎年行われるイベントは、3日間にわたって行われ、予選を勝ち抜いたコーギーたちによる本選が行われる。
世界中から集まった飼い主たちは愛犬を本選に出場させるべく、必死の応援をするのだが、この組の場合、予想以上の乱戦となってしまったようだ。
めちゃくちゃになってしまったコーギーレース予選
コーギーはもともと牧羊犬として活躍してきたこともあり、運動能力が高く走り回るのが得意だ。頭が良く、トレーニングをするとその才能を開花させるのだが、自立心が強いので、甘やかすとわがままになりやすいのが玉にキズ。
中には優れた能力を発揮させ、本選に挑むコーギーもいるのだが、レースなんかやりたくないコーギーが多数まじっている予選では、こんな展開になることも。
ゲートを開け、ゴールで待つ飼い主のところまで一直線に走り抜けていくはずが…
途中で気が向かなかったのかUターンしてゴールに戻ってくる子が続出。
大混戦となってしまったようだ。
コーギー愛好家のための楽しいイベント
ちなみに全米各地でコーギーレースは行われているが、映像に出てくるこの大会は、毎年カリフォルニア州アーケディアのサンタアニタパークで開催されている「サマー・コーギー・ナショナルズ」と呼ばれるイベントだ。
このイベントは、コーギー愛好家のダン・マクレモア夫妻が立ち上げたもので、10年以上の歴史がある。
「サマー・コーギー・ナショナルズ」は3日間にわたって開催され、世界中からコーギーファンが集まり、飼い主と犬が一緒に楽しめるイベントが盛りだくさんだ。
だがやはり一番の見どころはコーギーたちによるレースだ。
レースは20分ごとに1回、計10回の予選が行われる。参加するコーギーたちは、一斉にスタートし、ゴールを目指して全力疾走する。
そして本選の様子は本格的なアナウンサーによる実況中継がついている。
先の動画ではグダグダになってしまったが、以下の動画は2024年の本選の様子である。同じコーギーとは思えないほど真剣に走っているよ。
コーギーレースはアメフトのハーフタイムも人気
コーギーレースはアメフトのハーフタイムでも余興で開催されることがある。ミネソタ・バイキングスとアトランタ・ファルコンズとの試合のハーフタイムで行われたコーギーレースは実況解説者がまるで競馬中継のごとく興奮した迫力たっぷりの実況を行っている。
その動画はここから[https://www.youtube.com/watch?v=3DuhA-KkA5o]見ることができるよ。
以下の動画はミシガン州デトロイトのNFLチーム、デトロイト・ライオンズの試合のハーフタイムで行われたコーギーレースだ。