
コーギーは賢くて運動能力が高く、活発で明るく、社交的な犬種と言われており、世界的に人気が高い。だが人間にも個性があるように、コーギーにだって個性がある。
アメリカで暮らす夫婦は、生後3か月のコーギーをはじめて子犬たちが集まる社交イベントに連れて行ったところ、かなり内気な子であることが判明。
他の犬が仲良く遊んでいる中、一定の距離を取り続け、ついには飼い主の元へ戻ってきてしまった。
初めての社交イベントに参加したコーギー
ニュージャージー州に住むニコール・ソリーノさん(29)と夫のパット・ソリーノさん(30)は、生後3か月のメスのコーギー「カノーリ」を飼っている。
そろそろ他の犬たちとも交流させ、社会性を身につけさせたいと思った夫婦は、カノーリを子犬たちが集う社交イベントに連れて行った。
参加している他の子犬たちは元気いっぱいに駆け回り、しっぽを振りながら楽しそうに遊んでいる。
一方カノーリはというと、他の犬が近づいてくると気配を消して、「自分はここに存在してません」感を醸し出している。
最終的にはテーブルに頭を乗せて身を潜め、テーブルと一体化することで気配を消すことにしたようだ。
だが元気に遊びまわっていた2匹の犬たちに見つかってしまった!犬たちはカノーリに、一緒に遊ぼうと近づいてい来る。
「私は犬ではありません、私はテーブルの一部です」と言わんばかりの体勢。
カノーリはシャイで内気なコーギーだったのだ。
それでも「遊ぼ!遊ぼ!」と超絶接近してくる犬たちに耐えられなくなったカノーリは、飼い主への元へと走って逃げてしまった。
コーギーはもともと昼は牧畜犬、夜は番犬として活躍していた犬種だ。
また、明るく社交的で、他の犬と一緒に遊ぶことを好むとも言われているが、犬にだって個性がある。みんな違ってみんなよいのだ。
この動画がTikTokに投稿されると、「まるで自分を見ているようだ」 「人見知りの私とそっくり!」 「カノーリ、頑張れ!私も同じ気持ちだよ」といった声が集まった。
それでも飼い主夫婦は、少しずつカノーリを他の犬たちに慣れさせようと努力を続け、何度か社交イベントに参加させたところ、ついに他の子犬たちとも一緒に遊ぶことができるようになったそうだ。
「カノーリはまだ少し慎重ですが、確実に成長しています。時間をかければ、きっともっと社交的になると思います」とソリーノさんは語る。
内気なコーギーっていうのも、また1つの魅力だったりするよね。ちなみにカノーリは、お尻の模様がハート型に見えるのも魅力で、愛をしっかりもっているってことだ。