
おばあさんが歩行器を押そうとすると必ずその上に乗ってくるのは、おばあさんの相棒でありペットの猫、ガスだ。
ガスは歩行器に負荷をかけることでおばあさんを訓練し、いつまでも元気でいてもらおうとしているのか、それともただ単にラクチンで楽しいだけなからのか、おばあさんが外に出ようとするときも、歩行器に飛び乗ってくるという。
歩行器に標準装備されている猫
アメリカに住むおばあさんはとても陽気ではっきりと物を言うのが受けて、TikTokのアカウント@grannysday[https://www.tiktok.com/@grannysday](おばあちゃんの日常)には2万4千人以上のフォロワーがいる。
そんなおばあさんと今一番仲良しなのが、おじいさんではなく、オスの灰トラ柄の愛猫、ガスだ。
おばあさんは元気だけど足腰が弱ってしまい歩行器を使うのだが、歩行器を押そうとすると必ずガスが乗車する。歩行器に標準装備されているのだ。
ガスが乗ればその分5kgの負荷がかかり歩行器が重くなるのだが、おばあさんはガスを無理に降ろそうとはしない。
ガスが乗ってくるのを心から喜んでいる。
ガスはおばあさんの健康を気遣い、筋力をつけてほしくて乗っているのかもしれないし、単に楽しいし、らくちんだからなのかもしれない。
おばあさんはガスが行きたい場所がわかっているようで、ソファまで歩行器を押すと、ガスはソファに飛び移る。
それでも、こうして、常におばあさんに寄り添っていれば、万が一の時にガスが真っ先に気が付くことができるだろう。
おばあさんの筋力はガスのおかげでほんのちょっと向上してそうだ。
歩行器に乗っていないときもガスはおばあさんにべったり。おばあさん自身、「ガスは私の親友、一番大切な相棒なの」と語っている。