アメリカ・マサチューセッツ州ケープコッドの道路で、先端を上に向けた釘がタールで固定された状態で、500本近く埋め込まれているのを、深夜パトロール中の警察官が発見した。
まるでホラー映画さながらの風景だが、だれが、いったい何のためにこんな危険な行為を行ったのか？
現在警察は犯人を特定するために調査を行っているという。
深夜に道路に仕掛けられた大量の釘
2025年4月18日午前2時頃、マサチューセッツ州ケープコッドに位置するファルマスで、先週末、道路に大量の釘が撒かれているのをファルマス警察署を警察官が発見した。
警察によると、釘はファルマス内の4つの通りにわたって撒かれており、その総数は約478本にのぼった。
釘は単にばらまかれていたわけではなく、タールを使って道路に固定されていた。
また、車のタイヤに刺さるよう鋭い先端を上に向けた状態で設置されていたことが確認された。
犯人特定に向けて捜査中
警察は、現場の危険性から直ちに交通規制を実施し、釘の回収作業を行った。
現在、ファルマス警察署は周辺住宅の防犯カメラ映像の解析を進めており、犯人特定に向けた捜査を続けているが、今のところ手がかりはない。
幸いなことに、今回の事件による負傷者や車両損傷の報告は、現時点では確認されていない。
誰が？いったい何のために？
なお、動機については明らかになっておらず、地元住民の多くは、地元の若者たちによる悪質な悪ふざけだと推測している。
だが住民の中には、「タイヤ販売業者が需要を作り出そうとしたのではないか？」とか、「誘拐のための罠」と冗談交じりに憶測する人もいる。
だがもしタイヤサービス業者の犯行だとしたら、ケープコットには業者が数えるほどしか店舗がないので、犯人捜しは容易だろう。
警察は、犯行に関する情報提供を呼びかけ、住民に引き続き注意を促している。
References: Falmouth Police Department［https://www.facebook.com/100064785813938/posts/pfbid0SGvy1sb5QQubAa3ge6Wcp4UtKzbiQ3pCM1eeASxCNnudLFByL1RmVGR8UVcd4nepl/?app=fbl］
本記事は、海外メディアの記事を参考に、日本の読者に適した形で補足を加えて再編集しています。
