それを運ぶ気なのか!犬が湖で発見し、持ち帰ろうとした棒の長さに悶絶
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 これまで、棒好きな犬が大きな木を拾って持って帰ろうとする姿は数々見てきたが、今までで最大で最長かもしれない。その全貌を知ればみんなも驚くはずだ。

 カナダ、カルガリーに住むシェイ・ネリセンさんは2匹の愛犬、ケビンとカールをパドルボードに乗せ、湖で自然を楽しんでいたところ、ケビンが水に浮かぶ巨大な棒を発見。

 ケビンはその棒を持ち帰ろうと口にくわえたのだが、とにかく長い。水に飛び込んで必死に運ぼうとするケビンの姿を見て欲しい。とにかくびっくりするから。

見つけた棒は巨大すぎた。だが諦めない

 犬の好きなものは様々だが、ざっくり分けると、ボール系、ぬいぐるみ系、木の棒系などがある。

 ボーダーコリーとオーストラリアン・キャトル・ドッグのミックス犬のケビンは完全な木の棒系だった。

 ある晴れた日、シェイ・ネリセンさんが2匹の愛犬を連れ、カナディアンロッキー山脈の麓にあるアルバータ州のキャンビアを訪れた時のこと。

 ネリセンさんと、もう1匹の犬、オーストラリアンシェパードのカールと共に、パドルボートに乗って自然を楽しんでいたケビンは、どんぶらこっこと湖を流れてくる巨大な棒と遭遇。

 「必ずゲットだぜ!木の棒ゲットだぜいえいえいえいえいえいえー!」の精神で、木の棒に食らいついたケビン。

 だがそれは、想像以上に大物だった。

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 普通の犬ならスルーしてしまうようなサイズ感。

だが、ケビンにとってはまさに「運命の一本」だ。

 こんな長い木の棒が水の上を流れていること自体、滅多に見られない光景だが、このチャンスを逃したくなかったケビンは、どうしてもこの棒を自分のものにするべく大奮闘する。

 ボードから飛び降り、木の棒をくわえながら、なんとか岸まで運んできたのだ。

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 それを近くで見守るカールだが、カールはそこまで木の棒に興味はなかったようで手伝う気はなかったようだ。

 ゲットできたのはいいものの、これをどうやって家まで持ち帰るんだ?車の上に積むとしても日本なら積載物の制限に違反する長さだぞ。

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 もし「現存する犬のなかで一番長い棒を拾った犬」というギネス記録があるなら、ケビンは記録保持者になる可能性が高いだろう。

 コメント欄では驚きの声と、ケビンのひたむきな姿に感動する声も多く寄せられた。

・犬が拾った棒の長さとしては世界記録では?

・この動画を撮影しなければ、誰も信じなかっただろうね

・ケビン「ついに自分ぴったりのサイズの棒に巡り合えた!」

 ケビンは牧羊犬(ボーダーコリー)と牧牛犬(オーストラリアン・キャトル・ドッグ)のミックスだ。過酷な作業にも耐えるスタミナと、瞬時に判断して動く知性を持っている。また、ボーダーコリーもキャトル・ドッグも、共通して「目的を見つけたら一直線」という性質があり、その行動力は時に“遊び”の中にも垣間見える。

 ケビンが巨大な棒を見たとき、それはもう完全なる「ミッション」に変わったのだろう。彼にとっては、誰がどう見ても「無理そう」なサイズでも、諦めるという選択肢はなかったのだ。

そしてついにそれを成し遂げたのだ。

 最近なんとなく「何も夢中になれるものがないなー」と感じているなら、ケビンの動画を何度も見て欲しい。

 無謀ともいうべき巨大な棒を全力で運ぼうとするう犬の姿は、心のどこかに眠っていた“やる気スイッチ”をそっと押してくれるかもしれない。

 ちなみに木の棒好きなケビンは普段から木の棒の回収に勤しんでいるようだよ。

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