
荷物を自宅まで届けてくれる配達員をねぎらう人なつこい猫がいる。配達員が荷物を持って玄関にやってくると、スリスリと足元にすり寄り、「なんなら撫でさせてあげるよ」と地面に横になってお腹を見せる。
茶トラ猫は人懐こく愛想がよい子が多いが、こうやって出迎えてくれる猫がいれば、猫好きな配達員さんならその日は気分よく仕事をこなすことができるだろう。
配達員を出迎える人なつこい茶トラ猫
配達員が来たのを察知すると、近くまで行って出迎え、「ニャー」と甘い声を出しながら、玄関へと案内してくれるのは茶トラ柄のオス猫、レオだ。
レオは配達員の脚をスリスリしながら、精一杯のおもてなしをしてくれる。
配達員が届けた配達証明の為に荷物の撮影をしようとすると荷物の前でポーズをとって一緒に写ろうとする。
荷物が撮影できないのでこっちにおいでと呼ぶと、配達員の足元にさらにスリスリ。なんというかわいさよ。
配達員もたまらず「なんてかわいい猫なんだ」と撫で始めると、玄関マットの上で横になり、お腹を見せて「ここを撫でてもいいんだよ」のポーズ。
その一部始終は玄関前のドアベルカメラに記録されていた。
別の配達員にも同じように出迎える
レオはこの配達員のことが特別に好きなのかと思ったがそうじゃない。別の配達員に対しても同様のおもてなしをしていたのだ。
レオはこの時もやはり、配達員にスリスリと体を押し付け、配達員がやさしい声をかけると、玄関マットに横になり、お腹を出して撫でてもらおうとしていた。
配達員は毎日複数の家を周り、忙しく働いている。そんな配達員さんたちに対し、ねぎらいの態度を見せつつ、自分もかわいがってもらおうとするレオのような存在は、彼らの束の間の癒しとなっていることだろう。