
ネット上では馬と猫が仲良くしている姿をよく見かけるが、体の大きさは違っても、相性はぴったりマッチなのかもしれない。
そしてここにも、猫と遊ぶ馬の姿が!遊ぶというより、猫じゃらし的に引き綱にじゃれつく猫を楽しませようと、馬が紐を揺り動かしてあげているのだ。
大きな動物が小さな動物に愛情を注ぐってなんかいいよね。猫さんは馬に遊んでもらって幸せだなー。
馬のやさしさと猫の好奇心で最高の癒しが生まれる
アメリカの厩舎でとても微笑ましい光景が展開されていた。好奇心旺盛の猫が、馬についた引き綱にじゃれついてきた。
それを見た馬は、もっと猫を楽しませようと綱を口にくわえ揺り動かしはじめたのだ。
ご存じのように、猫は動くものが好き。夢中になって遊び始めた。
猫がじゃれつく姿を見て、馬も心なしかうれしそうに見える。
馬のやさしさと猫の好奇心は見ている人間にとって最高の癒し効果をもたらすようだ。尊すぎるじゃないか。
馬と猫は古くからの「同居人」
馬と猫は、昔から厩舎で共存する機会が多かった。猫はネズミ対策として飼われてきた歴史があり、馬のそばで暮らすことに慣れている。
一方、馬は草食動物で温厚な性質を持ち、猫の存在を特に嫌がることは少ない。
こうした背景から、厩舎内で猫と馬が仲良く過ごす光景は、昔からよく見られてきた。
さらに猫は、攻撃してこない相手には興味を示す傾向があるため、大きな馬に対しても積極的に接近することが多い。
今回の動画に見られるような馬と猫の関係は、長年の歴史の中で自然に生まれたのかもしれない。
猫と馬が仲良くしている様子はカラパイアで何度も紹介している。
馬の高い知性と観察力
馬は賢いが、本気を出せば我々が思っている以上に賢い。
英ノッティンガム・トレント大学の2024年の研究では、全て理解しているのに、面倒ならあえて知らないふりをするという、高度な認知能力が証明された。
今回の動画でも、猫の反応を観察した馬が、意図的に引き綱を揺らしていたとみていいだろう。猫が何をすると喜ぶことを理解し、紐を揺らせて猫を遊ばせることは面倒くさく感じなかったのだからすごい。
小さな猫に主導権を握らせ、自由にさせてあげる馬は体だけでなく包容力も最高に大きいじゃないか。