圧倒的存在感とリアリティ。「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムをスイカのカービングで完全再現


 J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説『ホビットの冒険』『指輪物語』の登場人物であり、映画「ロード・オブ・ザ・リング」に登場したホビットのゴラム(スメアゴル)。指輪の力によって醜い姿に変わってしまった哀れなキャラクターだ。


 「愛しいしと(いとしいしと)」というあのセリフが忘れられないし、その風貌もインパクト十分だ。

 イタリアの彫刻家ヴァレリアーノ・ファティカさんは、そんなゴラムをみずみずしいスイカをカービングで完全再現した。

[動画を見る]Gollum Watermelon - The Lord of the Rings - Extended Edition ⚔️

 ファティカさんはこれまでも、果物、野菜、チーズなどを材料にした彫刻を制作しており、その腕前は高く評価されていた。

 今回はファンからのオンライン投票によってゴラムを制作することになった。

 こちらが今回使うスイカ。
[画像を見る]

 大まかにアタリをとり、ナイフを入れている。使っているのはカービングナイフ、デザインナイフ、彫刻用のヘラなどだ。
 
 まずはスイカの皮を剥いていく。この皮も別のパーツとしてとっておく
[画像を見る]

 表情を大まかに彫る
[画像を見る]

 背中の傷も再現
[画像を見る]

 表情を精巧に彫っていく。スイカの皮の色と、実の赤色を効果的に使っている
[画像を見る]

 とっておいた皮を細工し、腹部に貼り付ける
[画像を見る]

 わずかに残った頭髪もスイカの皮で表現する
[画像を見る]

 スイカを抱え込むスイカのゴラムが完成だ
[画像を見る]
 ファティカさんの作品はインスタグラムで更新されている。

written by いぶりがっこ / edited by parumo

記事全文はこちら:圧倒的存在感とリアリティ。「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムをスイカのカービングで完全再現 http://karapaia.com/archives/52268410.html
編集部おすすめ