
世の中には実に数多くの“恐怖の対象”が存在する(関連記事)。それは動物だったり行為だったりとさまざまで、人の数だけあるといえるのかもしれない。
とはいえ、病的な恐怖を持つ“恐怖症”となれば話は別だ(関連記事)。その恐怖心は日常生活に支障をきたすほどで、ときとしてパニックやひどい不安に陥ってしまう。
ではもし、「世界で最も多い恐怖症」といわれるクモ恐怖症(Arachnophobia)の女性が運転中に狭い車内でクモを発見してしまったらどうなるだろう・・・?
【クモ恐怖症の女性が運転中にクモを発見してパニックに!】
アメリカ・ニューヨーク州カイロのシルバー・シュプール・ロードで4月10日、ある女性が衝突事故を起こした。
女性はクモ恐怖症で、運転中に運転席にクモがいるのを発見してパニックに陥ったのが原因だという。
女性は足にケガを負ったが、命に別状はないようだ。
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【「まず安全な場所に停車して欲しい」と警察が注意喚起】
この事故を受けてカイロ警察署では、クモ恐怖症の人々への注意喚起の意味を込めてフェイスブックページに事件の詳細を投稿。
カイロ消防署などに感謝を示した上で、
クモ恐怖症でない人々にとっては「そんなことぐらい」と感じるかもしれないが、今一度、全てのドライバーに念を押したい。なんとか恐怖に打ち勝って、とにかく安全な場所に停車してもらいたい。人命がかかっているのだから
とコメントしている。
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今回は相手のいない自損事故だったのが不幸中の幸いだったが、もし歩行者がいたら、他の車を巻き込んでしまったら・・・
確かにクモは原因かもしれないが、クモを法で裁くことはできない。その責任は全て自分にのしかかってくるのだ。
クモ恐怖症の場合には、乗る前に車内にクモがいないかどうかチェックするといいだろう。
とは言えその時点でいなくても、どこかに潜んでいていきなり出てくる場合もあるけども・・・
また、車内に潜んでいる危険はクモだけじゃない。
花粉症の人は運転中のくしゃみなんかも気を付けなくてはならないからね。くしゃみした瞬間目をつぶらないでいることは不可能に近いから、視界が一瞬さえぎられてしまう。
くれぐれも、起こりうるリスクを想定しながら、今日も安全運転を心がけてください。
References:Facebook / Uniladなど / written by usagi / edited by parumo
記事全文はこちら:運転中、車内でクモがいるのを発見した女性。パニックに陥り衝突事故。車を大破させる(アメリカ) http://karapaia.com/archives/52273141.html
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