駄菓子屋の定番商品の1つである、きなこ棒。最近は個別包装されているけれど、昭和の時代は箱の中に、爪楊枝に刺さったきなこ棒がたくさん入っていて、そこから取り出すというシステムが多かった。
爪楊枝の先が赤いのが当たり。もう一本もらえるのである。
今でもたまにむしょうに食べたくなるきなこ棒、実は家で簡単に作ることができるのだ。さらに造形もしやすいから、いろんな形のものを作ることができる。
今回は、口角が上がってニコニコ顔に見える、世界一幸せそうな動物として人気の高い、オーストラリアのクアッカワラビー型のきなこ棒の作り方を紹介するよ。
※カラパイアクッキングの料理レシピは「#ネトメシ」で全部見られるよ。
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■ クアッカワラビー型きなこ棒の作り方
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■材料(体長3cmほど 約10匹分 30分前後)
・きな粉 無糖使用 70g
・はちみつ 70g (黒みつでも代用可能)
・黒練りごま 小さじ1ほど
・スティック 5本 カットして使用(爪楊枝や割りばしでも代用可能)
■器具
・耐熱ボウル 1個
・ゴムベラ、スプーンなど
・ラップ 2枚
・爪楊枝
・ビニール手袋 作業用
【生地を作る】
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・耐熱ボウルにはちみつを入れ、レンジ500wで30秒ほど加熱する。
・きな粉を加えゴムベラで滑らかになるまで良く混ぜる
・ラップで包み常温で10分ほど置く。
【生地を個別に丸め、鼻と目用の黒生地を作る】
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・粗熱が取れたら生地を約1.5cmの厚みに伸ばし24等分に切る(1個約6gくらい)
・そのうちの20個を頭と体用に丸める。
・残り4個のうち、2個分は手足と耳・鼻の土台にそのまま使用、2個分に黒練りごまを加え、良く混ぜたら丸めてラップに包んでおく(目鼻用)
■ワンポイントアドバイス
・生地が硬めな時は、はちみつを少し加え混ぜて調節してもよい。
・大きい方がよければ、大き目に等分する
【クアッカワラビーを組み立てよう】
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(頭部分)
・残りの生地から5mm程の三角形の耳を作って頭に付ける。
・同様に鼻のベースも作る。
・黒い生地から目や鼻先を丸めて作る。
・頭に目、鼻のベースと鼻先を付ける。
・爪楊枝で口を作る。
(体部分)
・残りの生地から長さ5mmほどのひも状の腕と足を作って体に付ける。
・頭と体を合体させて、スティックを差し込んだらできあがり。
■ワンポイントアドバイス
・各パーツの大きさや取り付けかたは画像参考。
・耳に爪楊枝の端を巻きつけて形をつけるとよりキュートになる
・目の位置決めや取り付けにも爪楊枝を使うとやりやすい。
【完成 クアッカワラビー型きなこ棒 できちっち!】
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基本の材料ははちみつときなこだけ。造形をしないならあっという間のきなこ棒。駄菓子屋のやつみたいに、上からさらにきなこをパラパラ振りかけてもおいしいよ。
生地はクアッカワラビー型にするために、少し柔らかめにしてるので、もし造形をしないなら、きな粉を大さじ1~2ほど増量してもOK。
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もちろんクアッカワラビーだけじゃなく、様々な茶色い生き物を生み出すことが可能なので、様々な動物にトライするのも楽しいかも!
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ではオチていこう。
きなこ棒の色合いを生かしつつ、さらにインパクトを求めた結果...
こうなった。
ライオンの身体と人間の顔を持つ、神聖な聖獣スフィンクス。
そしてスフィンクスにおうちに帰ることを告げに来たっぽい、「E.T. go home」な映画「E.T. 」のE.T. とのコラボだ。
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きなこ棒用の生地を造形してできたスフィンクス。E.T. の目玉の白い部分はマシュマロをカットしてある。黒目は本編と同じ練りごま入りきなこ生地。
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エジプトのスフィンクスはもしかしたらE.T. がかかわっているのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
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料理:インスタグラムではマル秘レシピも!@クマ姉さん、ディレクション:リスポワールD、プロデュース:パルモ
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記事全文はこちら:なつかしの味がご家庭で簡単に!見た目もかわいい、クアッカワラビー型きなこ棒のレシピ【ネトメシ】 http://karapaia.com/archives/52274931.html