あの「アイス舐め事件」後、Twitter上で関連投稿が相次ぐ。正しいアイスの買い方・食べ方から模倣犯まで!

StockSnap/pixabay
 6月末に、アメリカのテキサス州で起こった「アイスクリーム事件」は記憶に新しいだろう。女性が、店の陳列棚からブルー・ベル社のアイスクリームの蓋を外して舐め、再び棚に戻すという行為に及んでいるところを女性のボーイフレンドが撮影し、その動画をSNSに投稿したことで、悪質な行為としてたちまち炎上した。

 このカップルの身元は特定され、現在は処分を検討中というところだが、この事件後、Twitterのハッシュタグ「#IceCreamChallenge」には、アイスの安心できる買い方や食べ方についての投稿が多くのユーザーらから寄せられていると共に、いたずら行為や模倣犯まで現れたようだ。 
【動画を見たユーザーら、ハッシュタグアカウントに次々と投稿】

 以下は今回の「#IceCreamChallenge」の発端となったニュースだ。

・店の商品であるアイスクリームを舐めて、再び棚に戻したカップル。最高で20年の懲役が科せられる可能性(アメリカ) : カラパイア

 「#IceCreamChallenge」には、事件後、アイスクリームの買い方や食べ方に気を付けているTwitterユーザーの映像が続々と投稿されている。一方で舐めたけど、買うから大丈夫的ないたずら行為も投稿されているようだ。

・アイスが舐められていないか確認してから買い物かごへ
 こちらの男性、冷凍ケースからアイスを取り出すも、一旦蓋を開け確認。舐められた様子がないとわかると、買い物かごへ入れた。

・舐めるフリだけする男性
 この男性は、冷凍ケースからアイスを取り出し、蓋を開けて舐めるフリをするがそのまま蓋を閉じる。

・舐めたけど、ちゃんと買うからOK?
 こちらの男性は、冷凍ケースから出してすぐにアイスの蓋を開け舐めるが、そのままカートへ放り込んでいる。

・買ってから店の外で舐める男性
 この男性は、レジでお金を払って購入後、店の外でアイスの蓋をおもむろに開け、一口舐めた。

【犯罪防止のために冷凍ケースにカギをかける店舗も】


 これで売り物のアイスを舐められる可能性は消えたわけだが、誠実な消費者にとってはいちいちスタッフにアイスが欲しいと言わなければならず、ちょっと面倒な羽目に…。

 だが、中には、件のカップルをまね、商品のアイスを舐めて戻す模倣犯が投稿した動画もあり、警察では警告を促している。

【模倣犯も出現】

 一方で模倣犯も出没した。この女性は舐めたアイスを棚に戻したのだ。この動画を投稿したユーザーは、「たった16秒ほどの注目のために懲役20年のリスクを背負う奴がいる。リツイートしてほしい」とツイートした。

 

【2019年のアイスクリームの買い方】

 アイスクリームに限らず、食品の衛生は何より重要だ。被害を防ぐために、安全シールがついたアイスクリームを購入することが一番だ。


 また、棚の奥にあるアイスを買ったり、アイスの先を切り落としたりしてからアイスを食べる選択肢もある。
 
 でも、こうまでしないとアイスを食べられないのかと思うとちょっぴり悲しい。

 1本の動画が原因となったことで、新たな模倣犯まで出現してしまっている現在、当局では続くイタズラに警告を発している。普通にアイスクリームが楽しめる日が来ますように!

written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:あの「アイス舐め事件」後、Twitter上で関連投稿が相次ぐ。正しいアイスの買い方・食べ方から模倣犯まで! http://karapaia.com/archives/52276919.html
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