自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因は約8割が遺伝であることが確認される(国際共同研究)

自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因は約8割が遺伝であることが確認される(国際共同研究)

Image by wildpixel/iStock
 100人に1人程度に発症するとされる自閉症スペクトラム障害(ASD)は、社会的なコミュニケーションや対人関係が苦手で、興味や活動に強いこだわりを持つといった特徴を持った発達障害の一種だ。 

 人によってその度合いは異なり、特に問題なく生活できることもあるが、融通がきかず、強いこだわりを持ったりするために、場合によっては毎日がとても大変なものになってしまうことがある。

 その原因をめぐっては、遺伝子から抗生物質やワクチン接種、ウイルス感染、アレルギーまで、さまざまなものが疑われている。

 今回、5ヶ国の200万人以上の子供たちを対象とした、これまでで最大規模となる研究が行われた。その結果、自閉症スペクトラム障害を引き起こす最大のリスク要因は遺伝子であることが判明したそうだ。

【自閉症スペクトラム障害の81%は遺伝的な要因】

 『JAMA Psychiatry』(7月17日付)に掲載された研究では、自閉症スペクトラム障害(以下ASD)は81パーセントが遺伝的なもので、環境的な要因は20パーセントに満たないと報告している。

 さらに母親の体重、多嚢胞性卵巣症候群の有無、帝王切開による出産か否かといった母親側の要因については、「存在しないか、最小限」の影響しかないことも明らかになったと述べられている。

 この研究では、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イスラエル、西オーストラリアで1998年から2011年に生まれた200万人の子どたちの医療記録を対象に、被験者となった子供が16歳になるまで追跡調査した。
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