
10月9日、アメリカ・アイダホ州の多くの地域に早くも雪と氷点下の気温がもたらされたようだ。
予想外のスピード感溢れる寒波の到来に、アイダホ・フォールズの約51km北に位置する小さな町・ヘイマーのジャガイモ農家の男性は超焦った。
なぜならば大量のジャガイモをまだ収穫しておらず、それが寒波に見舞われると台無しになってしまうからだ。
あと数時間で凍てついてしまうのに一人でこんなのできないよ・・・と絶望的な気分になっていたが、そこに救いの天使たちが続々と現れた。
Idaho Farmers Come TogetherAMAZING MOMENT! Farmers in eastern Idaho got word that one of their own still had potatoes to harvest -- hours before a hard freeze. They all came together on Wednesday to lend a helping hand. ❄️ https://bit.ly/2omdVXC ( Courtesy Jason Larson)
CBS 12 Newsさんの投稿 2019年10月11日金曜日
【地域住民や農家の人々がジャガイモ収穫に集結!】
ジャガイモ農家の男性が途方に暮れているという情報は、瞬く間にアイダホ州東部の農家の人々に広まった。
まだ地面に埋まったままのジャガイモがあるだって?それなら手伝ってやろうじゃないか。
農家の人々と地域住民は、みんなで一緒になって手を差し伸べることにしたようだ。それぞれに農機具を手にして、ジャガイモ農家の男性のもとへと駆け付けたんだ。
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【ほっこり心温まる光景がフェイスブックで大人気に】
ジェーソン・ラーソンさんも、ジャガイモの収穫へと向かった一人だ。その道中、素敵な光景を目にしたので動画を撮影したとのこと。
そこには、人々が続々とジャガイモ農家へと向かうところが映っており、ラーソンさんによると少なくとも農機9台、50人が集結したのだとか。
彼らは午後8時までかかって数千万円分のジャガイモを収穫したという。
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ラーソンさんは、
困っている人を助けるのはとても気分がよかったよ。何十人もの農民たちが集まったんだ。撮影した動画をフェイスブックに投稿したら思わぬ反響があって驚いている。みんな「いいこと」をするところを見たいんだね
とコメントしている。
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アイダホ州は寒波に見舞われたようだが、日本では10月12日から13日にかけて台風19号が襲い甚大な被害をもたらした。
豪雨により河川の堤防が決壊するなど被害は各地におよび、徐々に明らかになりつつあるもののまだ全貌は見えてこない。
今週末にまた大雨との予報なのでくれぐれも気を付けて、身の安全を第一に考えて行動しよう。
References:Facebook / Sunny skyz / Idaho newsなど / written by usagi / edited by parumo
記事全文はこちら:アメリカ・アイダホ州では早くも氷点下。ジャガイモの収穫が間に合わず絶望する男性に地域住民が一丸となって協力 http://karapaia.com/archives/52283559.html