
主に北米の森林で暮らす猫族、カナダオオヤマネコをご存じだろうか?寒冷地仕様のモッフリとした毛並みを持つ彼らは、雪深い土地で便利な長い脚、大きな手足が魅力のワイルドキャットだ。
オオヤマネコより小柄ではあるものの、凛とした表情で林をさすらう姿は威風堂々。
長い4本足にはたっぷりの毛量でその大モフ感たるやすごい。
にもかかかわらず、ときどき見せる仕草はイエネコっぽいそれだったり…とギャップ萌えには事欠かない孤高の捕食者、カナダオオヤマネコ先輩。その凛々しい姿がネット上をにぎわしていたので見ていくことにしよう。
【防寒対策ばっちり!大きな手足のカナダオオヤマネコ】
カナダオオヤマネコは、カナダやアラスカなど北米の森林に生息するネコ科オオヤマネコ属の一種だ。
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体長70~100センチ前後、体高は約50センチ。体重は5~18キロ程度で、生息域が重なるボブキャットより大柄だが、ヨーロッパなどに生息するオオヤマネコよりは小柄だという。
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【圧倒的毛量と肉球の大きさ】
身体的特徴は短めな胴と長い後ろ脚、それに小さな尾だ。毛色は銀色がかった茶色で黒めの斑点があり、耳にボブキャットのような黒い飾り毛がある。
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なお一番の魅力は、他のネコ科に勝るとも劣らないリッチな毛並みと大きな足。寒冷地に住む彼らの脚の毛は特に厚く、なんと足の裏まで毛で覆われている。
見よ、この手の大きさ!とにかく手足が大きいのだ。
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肉球スタンプもかなり巨大なものとなる。
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【夜行性でウサギが主食の一匹オオカミ猫】
森林地帯に暮らす彼らは倒木や木の切り株、岩棚や茂みの下などに巣穴を作る。
夜行性のため狩りは夕暮れや夜に行い、獲物を雪の中に保存することもある。なお基本は単独行動で、オスは広い縄張りを常に維持するそうだ。
意外なことに泳ぎもうまく、広い川を渡る個体もいるが水中で狩りはしない。
主な獲物は北米に生息するカンジキウサギ。あとはげっ歯類、鳥類やトナカイなども食すという。
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寒い冬でも安心のモフモフボディがたまらないカナダオオヤマネコ先輩。てか写真見るたび巨大な手足から目が離せなくなるんだけどもう流血覚悟で会いにいくべき?
動物園で生まれ育ち、しつけされたカナダオオヤマネコのマックスさんなら普通にもふらせてくれるっぽいけど、それでも野生心は忘れてないそうだ。
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Max Canada Lynx - I'm a Big Baby
written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:足の大モフ感!カナダオオヤマネコの魅力にズームイン http://karapaia.com/archives/52283642.html
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