透明マントが現実味を帯びてきた。新たなる光学迷彩技術で簡単に身を隠すことができる素材が開発される(カナダ)

透明マントが現実味を帯びてきた。新たなる光学迷彩技術で簡単に身を隠すことができる素材が開発される(カナダ)


 自然や人工物のパターンを模倣して見えにくくする一般的な迷彩模様とは違い、身にまとうと完全に透明になってしまう光学迷彩

 これを彷彿とさせる発明はこれまでにもあったが、マントに映像を投影してそれっぽく見せているだけだったりとコレジャナイ感があるのはどうしても否めなかった。だが、いよいよ本物の光学迷彩が誕生していたようだ。

 それはカナダの迷彩企業ハイパーステルス・バイオテクノロジー社が開発した「クアンタム・ステルス(Quantum Stealth」という技術だ。

 それは紙のように薄く、安価で、しかも迷彩効果を発揮するために電力も必要ない。それでも背後にあるものを見事に透明に消し去ってくれる。
[動画を見る]
'Invisibility cloak' that could hide tanks and troops looks closer to reality

【可視光以外からも対象を隠蔽】

 クアンタム・ステルスは光を曲げて、遠くにあるか、すぐ側にあるもの以外を見えなくしてしまう。

 だから、それを持っている人の手や後ろを動く人の姿などはぼんやりと浮かんで見える。だが、それがまた攻殻機動隊の光学迷彩っぽくてクールだ。

 また中間・近紫外線から赤外線までの光も曲げる。解像度の低いカメラは可視光ではない光を捉えているので、そのステルス効果はカメラ越しに見たときの方がよりはっきりしたものになるらしい。
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