喉を撫でられてうれしそう!ダイバーに甘えたいさかりのアザラシ


 イギリス、ノーサンバーランドの沖にあるファーン諸島の海で昨年10月、ダイビングを楽しんでいた医師でありダイバーのベン・バーヴィンさんは、そこでやけに人懐っこいアザラシと友達になった。

 アザラシはバーヴィンさんのそばから離れず、まるで猫がスリスリするかのようにバーヴィンさんにスリスリしている様子をお伝えしたが、新たなる映像が公開されていたようだ。


 そこにはバーヴィンさんと手と手(ヒレ)を握り、体を近づけながら楽しそうに遊ぶアザラシの姿がとらえられている。
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Curious Seal Makes for Super Clingy 'Dive Buddy'

 バーヴィンさんの腕にギュッとしがみつくアザラシ

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 顔のそばに顔を近づける。
 好奇心旺盛なアザラシは水中メガネに興味深々のようだ。

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 バーヴィンさんに何かお話しているようだね。

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 アザラシは海の犬ともいわれていて、人間になついてくる個体もいるそうだが、この子は特別ひとなつこいようだ。

 ファーン諸島にはアザラシのコロニーがあり、5千頭以上のハイイロアザラシが生息している。昨年10月、ここを訪れたバーヴィンさんはこのアザラシと知り合いになり、楽しいひと時を過ごしたのだが、その2週間後、このアザラシはバーヴィンさんのことを覚えてきて、再びそばに寄ってきたのだという。

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 たくさんのアザラシがいるので、再び同じアザラシに巡り合えることはほぼない。だがアザラシの方から会いに来てくれたのだからこれはたまらないだろう。

 バーヴィンさんはこの好奇心旺盛な人懐っこいアザラシにいじくりたおされ、頭のキャップをはがされそうになった様子も公開している。

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 バーヴィンさんによるとアザラシは海の犬というよりはどちらかというとクマに近い生き物で、本気を出されたら強力な足ひれと爪で人間などボロボロにされてしまうという。

 また、ハイイロアザラシは口の中にマイコプラズマや連鎖球菌細菌がいる場合があり、感染症を引き起こす可能性があるので、むやみに接触しない方が良いそうだ。


 医師でもあるバーヴィンさんは専門知識と潜水技術を身に着けた上で過去18年間、アザラシとの触れ合いを楽しんでいるのだという。

 それにしてもこれはうらやましいな。

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