複数の猫ズと暮らす飼い主にはわかりみが深いかもしれないが、猫同士にも相性があり、全ての猫がみんな仲良しとは限らない。常に寄り添う猫ズもいれば、お互いに近づかない猫ズもいるのだ。
ある女性は5匹の猫を飼っているのだが、皆素性もバラバラの保護猫だ。全員が仲良しってわけじゃないので、5匹が1か所に集合することはない。
ところがだ、女性が手術を受けた後、ベッドで横たわっていると奇跡が起きた。猫が全員(+犬1匹)彼女のベッドの布団の上に集まってきたのだ。
飼い主のただならぬ様子を察した彼らは、珍しく一致団結して彼女をいたわるために、近くで見守ろうとしたのかもしれない。
【動物好きなクレイさんと暮らす5匹の猫】
動物好きなデブ・クレイさんは、これまで数年にわたり獣医の仕事や動物救助を手伝ってきた。
実際、困っている動物を見るといてもたってもいられないという彼女が夫と暮らす家には現在5匹の猫がいるが、彼らもみんな元保護猫である。
実はクレイさんは当初、5匹のうちの数匹をどこかの家に引き取ってもらうつもりでいた。
しかし今となっては肝心の猫たちもこの家になじみきっていて、気づけば彼らを溺愛しているクレイさんも全員と一緒に暮らす以外のことは考えられない。
【飼い主との関係は良好!でも5匹の仲はいまいち?】
そんなこんなで一つ屋根の下、同居を続けるモジョ、フェイス、オシー、ホリー、ティミーの5匹もクレイさんのことが大好き。
全員がことあるごとにそれぞれのやり方で彼女に甘え、自らの存在をアピールするほどだ。
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一方、個性豊かな5匹の中には気が合わない同士がいたりするのだが、なんとなく距離を置く形でうまく暮らしている。
だがある日のこと、わりとバラバラだった5匹の心が一つになる出来事があった。それは手術を受けたクレイさんが自宅療養した時のことだ。
【奇跡の全員集合!すべては飼い主をいたわるため】
数週間前、クレイさんは膝関節の手術を受けた。術後であまり動けずたびたびベッドで横たわっていると、なぜか愛猫5匹がおもむろに動き出した。
え…みんなどうしたの?と思っていると、なんと5匹全員が自分のまわりに集まって寄り添い始めた。それは彼らの気性や関係を把握している彼女にとって驚くべき光景だった。
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実はクレイさんの猫たちは全員が元保護猫のせいか、いずれも人間にぴったりくっつくタイプではない。
だがこの時、5匹はクレイさんがなにがしかの窮地にあると察し、彼女を癒し慰めるべくやって来たのだのだろう(6匹いるが、うち1匹は犬である)。
【療養中の自分のために集まった5匹に感謝!】
「全員がこのベッドで一緒に横たわったんですよ!」と感激したクレイさん。
当時の彼女はとても疲れていた。でも仲良しとはいえない猫たちまで一か所に集まった光景に疲れどころではなくなった。
それはとても珍しいことだったが、自分のもとに集まって来た5匹をこのうえなく愛しく感じたクレイさんは心からくつろぐことができた。
それ以来、彼女はどんな時でも自分を愛し、思いやってくれる猫たちに今まで以上に感謝している。
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多少の確執があろうとも、飼い主を想う気持ちは一緒。5匹から愛情いっぱいの看護を受けたクレイさんは感無量だったに違いない。
てか、こんなにやさしい猫たちに励まされたら、術後のどんな傷もたちどころに治っちゃうんじゃないかな。
ちなみにうちの猫2匹はもともと仲良しっていうのもあるが、椎間板ヘルニアで動けなくなった時、ずっとベッドの上で見守ってくれていたよ。逆にそれで体の動きを制限されて苦しかったけど、嬉しさが勝ったから結果OK。
written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:めったに集まらない5匹の猫がベッドの上に全員集合。手術を終えた飼い主をいたわるため http://karapaia.com/archives/52286969.html