
国際宇宙ステーション(以下ISS)は、地上から約400km上空に建設されたアメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関 (ESA) が協力運用している有人実験施設で、秒速約7.7km(時速約27,700km)で地球1周を約90分というスピードで回り、1日約16周している。
ISSが今どんな状態か、内外の地球の様子や位置表示等をライブ映像で確認することができる他、乗組員とミッション・コントロール間の会話の音声も同時に配信されることもあるため非常に興味深い。
そんなISSライブ映像に、奇妙な未確認飛行物体が映り込んだようなのだ。この映像がYouTubeでシェアされると、UFO愛好家のSNSで拡散した。
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UFO At Space Station 22 Mins! Shoots out into space, UFO Sighting News.
【UFOなの?なんなの?】
ISSのライブ映像に捉えられた奇妙な物体をYouTube動画でシェアしたのは、UFO愛好家のスコット・ウォーリングさんだ。
彼は、2月21日に自身のチャンネル『ET Data Base』に「22分間もUFOがISSに映り込んでいた」と動画投稿した。
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最初に投稿した動画は、9分強のものでウォーリングさんによる説明の声が入っている。
そしてこちらが、UFOが映り込んでいたフルの映像だ。
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Full 22 minutes of UFO At space station, Feb 21, 2020, UFO Sighting News
映像を見る限り、この奇妙な物体はちょうどISSの下に位置しており、22分間もISSと同じ速度で移動しているのがわかる。
【NASA、物体に気付く?】
ウォーリングさんがアップした22分の動画には、ウォーリングさんの音声は録画されておらず、宇宙機関の職員らが宇宙ステーションのメンテナンスについて話しあっている声が配信されている。
その間、不思議な物体はISSを追うように同じスピードで飛んでおり、やがてカメラがズームインする様子が示されている。
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このズームイン映像は、ウォーリングさんではなくNASAがしたものであることから、ウォーリングさんは「NASAはカメラをズームインしているため、この物体を認識したようだ」と9分間の映像の中で伝えている。
更にウォーリングさんは、音声を入れた方の動画でこのように説明。
NASAも私と同じぐらい困惑しているかもしれない。これはいったい何なのか。なぜ、そこにいるのかわからないのではないだろうか。
【NASAからの公式発表はなし】
この映像は、瞬く間にUFO愛好家の間に拡散し、SNSでもシェアされた。しかし、NASA側はこの物体について公式発表はしていない。
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結局、この物体は光のようになって上へ上へと行き、最後はカメラから消えて緑色の光が残った様子が撮影されている。
ウォーリングさんは、動画で次のように語っている。
音声配信の中で、彼らは「座標」と言及しているが、あまり明白にはしたくないのか、シークレットコードを使用していたようだ。
私は、こんな形のUFOはかつて見たことがない。円錐形のように見える。これまで見たどのタイプとも違う。
もし、これが軍事的なものであれば、米国空軍技術のトップシークレットということになるだろう。
だから宇宙機関の職員らは、シークレットコードを使っていたのか。
それともやっぱりUFOなのか。謎は解明されていない。
References:express.co.ukなど / written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:UFOなの?宇宙カメラのライブ映像で国際宇宙ステーションを追い続ける飛行物体が捉えられる http://karapaia.com/archives/52288226.html
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