ちゃんと走るんだぜ！　ダンボールでボディを作り、高級バイクのレプリカを作ってみた（ベトナム）

　入手も簡単で加工も楽なダンボールアートが話題になる昨今、ベトナムでダンボールを用いて工作風なバイクを作った車マニアが脚光を浴びている。

　いつかは乗りたいあこがれのバイク。そう簡単に本物には乗れないけれど、気分だけでも味わいたいってことなのか好きなバイクをお手本にして、古いバイクにダンボールの外装をつける彼ら。

　しかも本物そっくりのダンボールバイクは運転も一応可能。素材はチープでも味のある仕上がりが多くのファンを魅了している。
[動画を見る]Homemade BMW S1000RR from old motorbike

【買えない？ならば作っちゃえ！ダンボール製の高級車が爆誕】

　ダンボールでできた高級スポーツカーやオートバイのレプリカを手がけるのはベトナムの車マニアたち。しかもこれ実際に運転することができるという。

　動画は今年1月に公開したもの
　以下は見本のBMWのS1000RRだ
[画像を見る]

　この見本を参考にして
　古いバイクの中身にダンボールの外装をつけていく
[画像を見る]

　ようやく完成！
　さすが細部にも手を抜かない完成度だ
[画像を見る]

　安価なダンボールに着目し、いつかは欲しいあこがれの車体を作り上げるマニアたち。購入は夢のまた夢でも知識は十分。蓄えた情報を総動員すればリアルな車体ができあがるのだ。

【外側は紙なのに走っちゃう。ファンに愛される作品】

　しかもこれは単なる模型ではなく運転も可能なため、実際に走ると見た目の工作感とのギャップが激しい絵面となる。

　いざ試乗。高級バイクのライダー気分で走行だ！
[画像を見る]
　

　が、途中で燃え出すハプニング…
　材料が材料なだけに危険な場合もあるらしい
[画像を見る]

　時には失敗もあるようだがこのハンドメイド感が人気を呼び、現在このチャンネルのファンは30万人を突破。多くの視聴者がジョークみたいな作品を心から愛している。

　ダンボールと言えば猫まっしぐらなので、このバイクで走れば猫たちの人気者になれること請け合いだったりそうでもなかったり？

【ダンボールならではの外装が魅力】

　ネットをにぎわすダンボールアートは多様化し、よりリアルで美しい作品ももちろんある。しかしこっちは工作っぽい外装がむしろ魅力になっている。

　今年2月にはブガッティのシロンをモデルに
　スーパーカー風の四輪自転車を制作した
[動画を見る]Manufacturing BUGATTI chiron bike version

　昨年は古いバイクとダンボールを使い
　ホンダのCBR1000RR-R風のバイクも作った
[動画を見る]Homemade Honda CBR1000RR-R 2020 | motorbike for $ 10

　この仕上がりを雑と評する人もいるかもしれないが、ファンは有名なスポーツカーやバイクを模したダンボール製の乗り物が、紙の車体を揺らしながら舗装のない道を走る様子に夢中なのだ。

　高級な本物が無くっても、仲間と遊ぶ方法はいくらでもある。豊富な知識と身近な材料でとことん楽しむ車マニアが気になる人はNHẾT TVをチェックだ。

written by D/ edited by parumo

記事全文はこちら：ちゃんと走るんだぜ！　ダンボールでボディを作り、高級バイクのレプリカを作ってみた（ベトナム） http://karapaia.com/archives/52289292.html