
時々、各国のビーチには謎の生物が打ち上げられることがあるが、カリブ海に浮かぶセントルシアのビーチで、謎の生物が岩に張り付いているのが発見された。
その様子がTwitterでシェアされているが、黒い群れはモゾモゾと蠢いていて非常に不気味だ。
動画が拡散したことで、ユーザーらからは「ヴェノムか!?」という声も上がっており、この不思議な生物の正体を探ろうと議論が交わされたようだ。
【ビーチの岩に張り付いて蠢く黒い生物が発見】
4月2日、Twitterアカウント@sunnyarkadeさんは、1本の動画をシェアし、次のようにツイートした。
誰か、これが何なのかわかる?
Anybody know what this is? pic.twitter.com/B2dQLTm4td
— stimulus package (@sunnyarkade) April 2, 2020
クリップ内には、ビーチに打ち上げられたとみられる黒い物体が岩に張り付いており、よく見るとそれはモゾモゾと蠢いている。
大型ナイフで切り裂こうとしても、それはしぶとく岩の上から動かず、切り刻まれても脈動し続けている。
この不気味な姿を見たユーザーらは、すぐにマーベルコミックのエイリアン・シンビオート「ヴェノム」を思い出したようだ。
so just venom pic.twitter.com/CoN7KgxIYc
— ajo goca e fiksuar pas artit⁷ (@kengdepresive) April 3, 2020
このミステリアスな生命体について、Twitterでは多くのユーザーが疑問解決に挑んだ。
あるユーザーは、次のようにツイート。
それは、“帯状肺炎系シンビオート集団”だ。奴らは互いに結合し合って、より大きくなることもある。
目撃例は非常に稀だが、ニューヨークなどの都市や雪に覆われた森、そしてビーチで見られることもある。
奴らは、少なくとも2~3種の偽装ができ、サイコと化したり聴覚を得たり、コントロールも可能だ。
このヴェノムにコントロールされてしまった人間を知りたければ、是非エディ・ブロックという人物を検索してみてくれ。
That is called pneumanatic singila symbiotic group. Basically you normally see them that size but sometimes they join eachother to make bigger ones. They are very rare to find. They have been known to cover at least 2-3 making them go psycho, hear things, and get controlled.
— Andy (@masteracestick) April 3, 2020
Yea 100% percent. First off they are very rare and normally seen in cities such as New York or in snowy forests and by the beach. If you want to know about one of the people that were controlled by it, search up Eddie Brock. Scientist have tried recreating it but have failed.
— Andy (@masteracestick) April 3, 2020
このツイートがジョークであることは、「エディ・ブロック」の下りを見て気付く人がいるかもしれない。そう、エディ・ブロックはマーベルコミックのキャラクターで、スパイダーマンの敵、まさに初代ヴェノムなのだ。
“April couldn't get any worse."
— SwAKIB (@S_w_AKIB) April 3, 2020
April: "We are Venom." pic.twitter.com/gvXYi43Tjh
【最も有力なのは「ヒモムシ」の一種という説!?】
さて、このヴェノムが一体何であるかという最も有力なツイートもあったようだ。
According to https://t.co/zCfAbPgYgC, when provoked, it releases a high concentration of venomous mucus which would paralyze potential predators, giving it enough time to retreat to safety.
— Gezel Steph (@iamgezel_) April 3, 2020
Maybe not for humans, but that in itself is a superpower!
それは、「ブーツレースワーム(bootlace worms)」もしくは「ジャイアント・リボン・ワーム(giant ribbon worms)と呼ばれるヒモムシの一種だという説だ。
このヒモムシは、最大55メートルの長さにまで成長するという報告もあるそうだが、大抵は動画のように凝縮しており、はっきりと確認はされていない。
また、潜在的な捕食者を麻痺させる高濃度の神経毒を持っているが、スウェーデンのウプサラ大学の研究によると、人間に対しては食べない限りは特に問題はないということだ。
— Prodigy (@colechief) April 3, 2020
いずれにしても、ヴェノムそっくりのこの生物にTwitterユーザーらはおおいに盛り上り、楽しんだようだ。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:ヴェノム襲来!?うごめく真っ黒な謎生物がビーチに打ち上げられる(セントルシア)※生物注意 http://karapaia.com/archives/52289734.html