ヴェノム襲来!?うごめく真っ黒な謎生物がビーチに打ち上げられる(セントルシア)※生物注意


 時々、各国のビーチには謎の生物が打ち上げられることがあるが、カリブ海に浮かぶセントルシアのビーチで、謎の生物が岩に張り付いているのが発見された。

 その様子がTwitterでシェアされているが、黒い群れはモゾモゾと蠢いていて非常に不気味だ。

 動画が拡散したことで、ユーザーらからは「ヴェノムか!?」という声も上がっており、この不思議な生物の正体を探ろうと議論が交わされたようだ。
【ビーチの岩に張り付いて蠢く黒い生物が発見】

 4月2日、Twitterアカウント@sunnyarkadeさんは、1本の動画をシェアし、次のようにツイートした。

誰か、これが何なのかわかる?

 クリップ内には、ビーチに打ち上げられたとみられる黒い物体が岩に張り付いており、よく見るとそれはモゾモゾと蠢いている。

 大型ナイフで切り裂こうとしても、それはしぶとく岩の上から動かず、切り刻まれても脈動し続けている。

 この不気味な姿を見たユーザーらは、すぐにマーベルコミックのエイリアン・シンビオート「ヴェノム」を思い出したようだ。


 このミステリアスな生命体について、Twitterでは多くのユーザーが疑問解決に挑んだ。

 あるユーザーは、次のようにツイート。

それは、“帯状肺炎系シンビオート集団”だ。奴らは互いに結合し合って、より大きくなることもある。

目撃例は非常に稀だが、ニューヨークなどの都市や雪に覆われた森、そしてビーチで見られることもある。

奴らは、少なくとも2~3種の偽装ができ、サイコと化したり聴覚を得たり、コントロールも可能だ。

このヴェノムにコントロールされてしまった人間を知りたければ、是非エディ・ブロックという人物を検索してみてくれ。



 このツイートがジョークであることは、「エディ・ブロック」の下りを見て気付く人がいるかもしれない。そう、エディ・ブロックはマーベルコミックのキャラクターで、スパイダーマンの敵、まさに初代ヴェノムなのだ。


【最も有力なのは「ヒモムシ」の一種という説!?】

 さて、このヴェノムが一体何であるかという最も有力なツイートもあったようだ。


 それは、「ブーツレースワーム(bootlace worms)」もしくは「ジャイアント・リボン・ワーム(giant ribbon worms)と呼ばれるヒモムシの一種だという説だ。

 このヒモムシは、最大55メートルの長さにまで成長するという報告もあるそうだが、大抵は動画のように凝縮しており、はっきりと確認はされていない。

 また、潜在的な捕食者を麻痺させる高濃度の神経毒を持っているが、スウェーデンのウプサラ大学の研究によると、人間に対しては食べない限りは特に問題はないということだ。


 いずれにしても、ヴェノムそっくりのこの生物にTwitterユーザーらはおおいに盛り上り、楽しんだようだ。
 
written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:ヴェノム襲来!?うごめく真っ黒な謎生物がビーチに打ち上げられる(セントルシア)※生物注意 http://karapaia.com/archives/52289734.html
編集部おすすめ