
人形に覆われたメキシコの建物 image credit: youtube
最近、メキシコの首都メキシコシティの「Avenida Iztacalco 9」という住所のストリートビュー写真が、Googleマップで検索トップにあがっていた。
というのも、その住所にある建物の外壁には、たくさんの不気味な人形が吊り下げられていたからだ。
メキシコ南部にあるソチミルコ島は、メキシコで一番不気味な観光場所と言われる「人形島」で有名だが、どうやらこの住所のこの建物もかなり薄気味悪い雰囲気を醸し出しているようだ。『Oddity Central』などが伝えている。
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AVENIDA IZTACALCO 9 (TIK TOK El ORIGEN)
【古く不気味な人形で覆われたAvenida Iztacalco 9にある建物】
メキシコシティのAvenida Iztacalco 9は、今Googleマップで最も検索されている住所のひとつのようだ。
実際にGoogleマップで写真を見てみると、建物にぼかしが入っている。実はそこには、無数の古く不気味な人形が建物のフェンスやゲートに吊り下げられており、なんとも不気味な光景なのだ。
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もともと、「Googleマップ上の奇妙なもの」とテーマ付けされたビデオがTikTokでシェアされたのが始まりで、そのシリーズの第3弾としてこの住所が特集されたということだ。
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不気味な外観の写真はTwitterやFacebookなどであっという間に拡散し、SNSでは一部ユーザーらから「寝る前にGoogleマップでAvenida Iztacalco 9を検索しないように」という警告まで流されるほどになったという。
【誰が、何のために人形を飾っているのか?】
メキシコで、いくつもの不気味な人形と聞いて思い出すのは、ソチミルコ島の「人形島」だろう。しかし、今はAvenida Iztacalco 9も人形島に負けないほど話題となっている。
一面に建物を取り囲むこれらの人形は、人形島の人形におどろおどろしい雰囲気が似ているが、いったい誰が何のためにこんなにも人形を飾ったのだろうと検索した人、SNSでその写真を見た人は疑問に思うことだろう。
実は、この建物は「EZOTERIKA」という名のオカルトショップなのだそうだ。
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これらの不気味な人形は、オカルト趣味のある人々を惹きつけるための独創的な宣伝のようだ。
メキシコのメディアによると、この店は過去にもSNSで話題になったことがあるという。今回、コロナウイルスの影響で多くの人々が家に留まって時間を過ごす方法を模索しているうちに、Googleマップのリンクが再び大規模にシェアされ、SNSで広まったのではと推測されている。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:Googleマップに写っていた不気味な人形で覆われた建物の正体は?(メキシコ) http://karapaia.com/archives/52290081.html
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