6月の満月「ストロベリームーン」が半影月食とともにやってくる!(6月6日)大きな節目の時期に差し掛かる

6月6日は満月 
 6月の満月がやってくる。満月は1か月間の様々な結果が出やすい時期と言われている。
更に今回の満月は、「半影月食」を伴ってやってくるため、大きな節目となるかもしれない。

 満月を迎える時刻は2020年6月6日(土)04時13分、半影月食は02時45分にはじまり、04時25分に食の最大を迎え、06時4分に終わる。どちらも全国共通だ。

 6月の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれている。
【6月の満月はストロベリームーン】

 かつて、北米に住むネイティブアメリカンたちは、それぞれの満月に名前を与えることで季節を認識し、農業に役立てていた。アメリカの農業暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、6月の満月はストロベリームーンと呼ばれている。

 6月はいちご(野苺など)の収穫時期にあたる。またこの時期の月は赤みを帯びて見えることにも因んでいるという。

 月が赤っぽく見える理由は、大気の影響による現象で、朝日や夕日が赤く見えるのと同じように、月が地平線(水平線)に近いからだ。夏至の6月は、1年のうちで一番地平線に近い軌道を通るため、月は赤く見えやすいという。

 1600年代以前のヨーロッパでは、いちごは浸透していなかったので、その赤い色から薔薇の花に例えて「ローズムーン」と呼ぶところがある。

[画像を見る]
iStock
【今年2度目の半影月食】

 6月の満月は、半影月食を伴ってやってくる。
1月11日に続いて今年2度目だ。

 半影月食は、地球の「本影」のまわりの「半影」と呼ばれる薄い影の部分に月が入る月食のことだ。

 そのため、月の一部分がわずかに暗くなるだけなので、ずっと観察していても肉眼では月が欠けているかどうかはっきりとはわからない。

 だがその月の明るさの微妙な変化を楽しみたいという人は、半影に入る前と半影を通過中の様子をじっと観察してみよう。月の南部が半影に半分程度入る軽微な変化があるはずだ。

 今のところ天気は良さそうだが、「予報」を確認しつつ、ガチ勢は天体望遠鏡をセッティングしよう。

満月と半影月食 6月6日(土)
満月:04時13分

半影月食のはじまり:02時45分
食の最大 :04時25.0分
半影月食の終わり:06時04分

今年1月の半影月食を撮影した映像
[動画を見る]
2020年1月11日半影月食 4時10分最大食

 事情があって見られない人は、イタリア・ローマからライブ中継が行われる予定(6月66日 4:30~)なので、以下の動画を要チェックだ。

[動画を見る]
Penumbral lunar eclipse: online observation – 5 June 2020

【6月は射手座満月】

 6月の満月は射手座の位置で起きる。星占術によると、射手座満月は、向学心や探求を高め、視野を広げていくのに最適とされている。

 これまで培ってきた経験や情報から、「何が本当に善いことなのか?」を今一度考えなおし、自分を客観視して、前向きに今後の方向性を考えていこう。

 月食を伴った満月は、通常の満月よりも運気への影響力が大きく、再生の象徴とも言われている。月食の影響は半年先まで及ぶとされているので、今の自分の状況を鑑み、何を手放し、何を改善すべきなのかを見極め、月に誓いを立ててみよう。


 きっと良い方向に変われるはずだ。

記事全文はこちら:6月の満月「ストロベリームーン」が半影月食とともにやってくる!(6月6日)大きな節目の時期に差し掛かる http://karapaia.com/archives/52291489.html
編集部おすすめ