
広大な宇宙に挑む宇宙飛行士といえば、過酷な環境に耐え、予想外の出来事にも冷静に対応する精神力の持ち主だが、そんな彼らがかつて体験したという異様な出来事が話題を呼んでいる。
およそ35年前、ソビエトの宇宙ステーションで作業していた6人の宇宙飛行士が、大きな翼をもつ天使と遭遇した。
突如として船体を取り囲むまばゆい光。その後に現れた巨大な天使たちは7人もおり、テレパシーらしき手段でメッセージを送ってきたという。
あまりに突飛な内容ゆえに、報告自体を黙殺された宇宙飛行士たちの神秘体験をお伝えしよう。
[動画を見る]Ancient Aliens: Space Angels (Season 11, Episode 12) | History
【サリュート7号で作業していた宇宙飛行士】
1984年、ソビエトの宇宙ステーションサリュート7号で宇宙飛行士6人が作業や実験に専念していた。
その6人の名は、レオニード・キジム、オレグ・アトコフ、ウラジミール・ソロビョフ、スベトラーナ・サビツカヤ、イゴール・ボルク、ウラジミール・ヤニベコフだ。
このサリュート7号は、1982年の打ち上げからまもなく次々とトラブルに見舞われており、滞在ミッションで訪れたソユーズ宇宙船の宇宙飛行士などが修理作業にあたっていた。
想定外の連続で修復に追われていた彼ら。だがその日起きた出来事は、そこにいた6人全員が体験した異様な現象だった。
【まぶしい光に包まれ、7人の天使が目の前に】
異変の始まりは突如として小さな窓しかないはずの船内を満たしたオレンジ色の光だった。
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視力を奪うほどまばゆい光がサリュート7号を取り囲み、驚いた宇宙飛行士たちは機体の隅で恐怖に震えた。
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そして光が消えると、窓の外に7人の天使のようなシルエットが現れた。その天使たちは20mを越える長身で背には巨大な翼、頭上に後光のような光まであった。
もはや理性も吹き飛びそうな遭遇が終わると、宇宙飛行士たちはすみやかにこの出来事を管制官に報告した。が、結局はすべて放棄されデータベースからも削除された。
だが実はこの現象、先に滞在していたレオニード・キジム、オレグ・アトコフ、ウラジミール・ソロビョフの3人にとっては2度目のことだった。だがその時も幻覚だろうと却下され、無視されていたのだ。
【テレパシー?天使の声を聞いたという証言も】
その後の彼らは地球に帰還するまでに一連の検査を余儀なくされ、メンタル面や医学的なチェックを受けて心身共に健全なことを証明した宇宙飛行士たちは、ようやく宇宙を離れることが許された。
のちにこの出来事はメディアに取り上げられ、この遭遇で宇宙飛行士のうち2人が天使の声を聞いたという話も報じられた。
彼らの詳しい証言によると、その天使たちは人間の祖先であり、宇宙飛行士は地球のために地球に帰還するべきだというメッセージを送って来たという。
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それはいわゆる音声のようなものではなく、テレパシーのように直接心に語り掛けるものだったようだ。
【宇宙の天使らしき目撃談は他にも】
あまりに突拍子もない内容なだけに、当時は酸素不足などの特殊な環境による幻覚、という見解もあったようだ。
だが宇宙に存在するらしい天使のような浮遊体の目撃談はこれだけではない。
この現象に興味を示す研究者の中には、地球の軌道上で撮影された記録の中に明るい7つの物体を見出した者もいる。
またハッブルプロジェクトに携わったエンジニアのジョン・プラチェットも、ハッブル宇宙望遠鏡で全長約20mもの巨大な浮遊生物を目撃したと主張しており、その翼はジェット機の翼サイズだったと述べている。
【アポロ10号の奇妙なノイズの報告も明らかに】
なお宇宙飛行士が体験した不可解な現象はこれだけではなく、近年では2016年に明かされたアポロ10号の音声テープも話題を呼んだ。
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パニックの恐れからおよそ40年も伏せられてきたこの記録には、地球外から受信したとしか思えない奇妙なノイズと、不可思議な現象にとまどう宇宙飛行士たちの声が収められていた。
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宇宙を探る人類が出くわすミステリアスな事象の数々。そこに未知なる存在からのコンタクトも含まれているのだろうか?
長年の時を経て明かされる記録の中にも、これらの謎を解く鍵が眠ってるのかもしれない。
References:newsinstactなど /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:大きな翼をもつ7人の天使と遭遇した?宇宙飛行士の神秘的な体験談 http://karapaia.com/archives/52291912.html
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