
本物の小動物みたいなかわいらしさ、ペットロボット「モフリン」image credit: youtube
まるで本物の生き物のような、もふもふした愛らしさ。鳴き声や仕草でその感情を表してくれる、癒され度マキシマムなAIペットロボットが誕生したようだ。
日本のスタートアップ企業が、独自の個性を発達させて人間やその環境との相互作用に従い、時間と共に感情的進化を遂げるようプログラムされたAI(人工知能)を搭載した、ペット型ロボット『モフリン(MOFLIN)』を開発した。
現在、クラウドファンディングサイトで資金調達中だが、既に目標金額の3倍以上を上回る出資があり、販売は決定している。出資者には2021年の春頃から、順次発送予定になっているという。
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MOFLIN | An AI Pet Robot with Emotional Capabilities
【日本のスタートアップ企業が開発したAIロボットペット「モフリン」】
『Vanguard Industries株式会社』は、もふもふした愛らしさを持つAIペット型ロボット「モフリン(MOFLIN)」を開発した。
2019年11月にポルトガルのリスボンで開催されたウェブサミットで、モフリンを初披露したところ大好評を得て、クラウドファンディングサイト『kickstarter』で出資者を集うことになった。
すでに目標金額の3倍を上回る663万円(8月21日現在)が集まっており、商品化は決定している。
【モフリンはまるで生きた動物のように感情的に進化が可能】
モフリンは、ちょうどてのひらサイズにおさまるグレー色。手足や尻尾はないが、ふわふわ。もふもふした柔らかな毛並みはウサギやモルモットを連想させる。
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本体には触感センサー、マイク、加速度センサー、照度センサーなどが内蔵されており、その各種センサーは、無数のモバイルパターンとサウンドパターンを組み合わせることができる。
モフリンは、それらを介して周囲の環境を読み取り学習を重ねることで、独自の性格が形成されていくことができる感情的進化がプログラムされたペットロボットに仕上がっているのだ。
つまり、次第に個性を生み出し、体を揺らしたり声を発することで感情表現を可能にしていくモフリンを“飼う”うちに、所有者は自分だけのペットとして関わることができるというわけだ。
製品には、巣箱のような充電器が付属していて、モフリンをそこに入れるだけで充電できる。充電中も、モフリンは声を発したり反応したりするそうだ。
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人間や環境との相互作用に従い、時間と共に感情的に進化するよう遺伝的アルゴリズムを用いたプログラムでモフリンを開発したVanguard Industries株式会社は、常に企業や大学の研究機関と連携して新しいモノづくりに取り組んでいるという。
kickstarterでは、2020年9月25日まで資金募集を行っている。今なら39,800円で1体購入することが可能だ。
MOFLIN | Kickstarter
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商品の受け渡しは2021年3月より順次発送予定となっている。海外でも注目されているので、欲しい人は早めの応募が必要かも。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:本物の小動物みたい!仕草も鳴き声も愛くるしい、もふもふのAIペットロボット「モフリン」が販売決定! http://karapaia.com/archives/52293895.html