「自分、黙秘権いいっすか?」逃亡中のペンギン、路上で警察に保護される事案(イギリス)

逃亡中のペンギンが警察に保護される事案 image by / BroxtoweNorthPolice/Facebook
 道路は人間の作ったものだが、人間だけがいるわけではない。様々な動物たちも利用したりしていなかったりするのだ。
なので路上をパトロールしている警官は、予期せぬ生き物と遭遇することがある。

 イギリス、ノッティンガムシャー警察が深夜から早朝にかけてのパトロール中、出くわしてしまったのはなんとペンギン。

 そのペンギンは道路をトボトボと歩いていたという。

 
【路上をうろついていたペンギンを警察が保護】

 8月の日曜日の深夜から早朝にかけ、ノッティンガムシャー州にある小さな村、ストレリーで地元警官らが車でパトロールを行っていたところ、驚きの遭遇を果たした。

 1羽のフンボルトペンギンが路上をうろついていたのだ。職質しようにも言葉が通じないし、黙秘を貫いていため、警官らはペンギンをその場で保護し「ポーポー(Po-Po)」と仮の名前をつけペンギンの身元を洗った。

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 調査の結果、ペンギンは発見場所から1.6kmほど離れた農場から逃亡をはかっていたことが判明。警察はすぐさま飼い主に連絡をした。

 フンボルトペンギンは南米原産のペンギンで、温暖な気候にも適応するので、世界中の動物園・水族館で飼育されている。

 逃亡をはかったペンギンは、農場の囲いを破って脱出したそうで、警察から連絡を受けた飼い主はすぐにペンギンを引き取りにきたという。

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 ペンギンが脱走をはかった理由は不明だが、「この支配からの卒業」を願うのは人間にもありがちなので情状酌量の余地はあるだろう。

 ペンギンを保護した警察側はFacebookにこうコメントしている。


パトロール中に、珍しいものと遭遇することはありますが、道路の真ん中をトボトボ歩いているペンギンと遭遇したのははじめてでした。

ペンギンはとても友好的で、抵抗もせずおとなしくパトカーに乗ってくれました。我々はペンギンに「ポーポー」と名付け、一緒に写真をとったりしました。直ぐに飼い主と再会できてよかったです 


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