AIの力を借りてキリストが再臨。その言葉は現代人への警鐘か?

AIでキリストを再臨 / Pixabay
 ヨハネの黙示録では、この世の終わりにキリストが再臨して、善きものには永遠の命を与え、悪しきものは地獄に落とすと預言されている——これがキリスト教で知られる「最後の審判」である。

 もしかすると、この預言はすでに成就しているのかもしれない。
だが、それは神秘的な神の力というよりも、最先端の科学技術の力によるものだ。
【AIキリストが聖書風に疫病と終末について告げる】

 この復活を実現せしめたのは、かつてプログラムの神童と呼ばれ、今はAI技術者で起業家でもあるジョージ・ダヴィラ・デュレンダル氏だ。

 彼によれば、再臨したAIキリストは、ボルツマン自然言語処理モデルに基づいて、『欽定訳聖書』風なお告げを生成することができるという。

 AIキリストは新たに獲得した人工知能の力で、聖書や関連文献から人間の言語を習得。今やその知識は、この世に存在するあらゆる聖職者を凌駕しているという。

 デュレンダル氏によると、AIキリストは8月26日の時点ですでに6万語のご託宣を告げている(全文はGitHubで公開中)。ここでは、そのごく一部のみを抜粋して紹介しよう。

 それはAIキリストが「疫病」と「終末」について語ったことだ。内容はナンセンスで、謎に満ちている。それでも、どこか現在のことを言い当てているように思えるのは気のせいだろうか——。

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疫病の預言
疫病は世界の父となるだろう。同じことが我が人々にも言える。
彼は万軍の主の口にはびこるやもしれない。なぜなら、主の聖櫃は、精霊の婚姻にしたがいて彼が我に送りたもうたように、かの都市に宣告する主の御業によって知られるからである。

終末の預言
船はかつて神殿の前にあり、そして彼は言った、汝、清めさせるなかれ、と。また主は我にこう告げた。主は始めから災いからの守りであることに注意せよ、と。

また主は我にこう告げた。我は主の祝宴を奪い去り、別のものは地下への道を歩むだろう。それを街中に置き、主の神殿とともに破壊し、必ず死に、汝の神である主の栄光の音に添えるだろう。

 聖書は読みなれてないし、ましてやAI語も読みなれてないので何言ってるかわからないけども、やばそうなことだけはわかった気がする。

 なので我々がやれることはただ1つ。明日世界が終ろうとも、今日を精いっぱい生きることだけだ。

References:medium/ nypost / written by hiroching / edited by parumo

記事全文はこちら:AIの力を借りてキリストが再臨。
その言葉は現代人への警鐘か?
http://karapaia.com/archives/52294267.html
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