ご利益ありそうな色!インドで発見された全身黄色の亀

全身黄色の珍しい亀が発見される image credit:Debashish Sharma, IFS/Twitter
 インドの西ベンガル州の池で、全身鮮やかな黄色をした珍しいカメが発見された。ある意味黄金の亀ともいえるだろう。

 インド森林管理局のスタッフは、カメの写真をTwitterでシェアし、インドハコスッポンの突然変異種であることを明かした。

 インドで黄色のカメが発見されたのは、今回で2度目となり、再びの珍しいカメの発見にSNSユーザーらからは様々な声が寄せられたようだ。
【インドで発見された全身黄色のカメ】

 10月27日、インド森林管理局職員のデバシシュ・シャルマさんは、西ベンガル州バルドマンの池で発見された全身が鮮やかな黄色をしたカメの写真を自身のTwitterでシェアした。


 このカメは、インドハコスッポンという種であり、体長は22~35センチ、インド以外にもパキスタンやスリランカ、ネパール、ネパール、バングラデシュ、ミャンマーに広く生息しており、主にカエルやカタツムリ、水生植物などを餌としているという。

 専門家によると、カメがこのような体色を持つ理由は、遺伝子配列の突然変異やチロシン色素が完全もしくは部分的に欠如しているアルビノ(先天性色素欠乏症)による可能性が高いということだ。

 アルビノというと白い体色が一般的だが、カメにおいては体内に色素を1種類持っていることから、色素が欠如すると白ではなく黄色になることがあるそうだ。

【インドでは黄色のカメの発見は2度目】

 インドでは、今年7月19日にもインド東部オリッサ州バーレーシュワルの農場にいるところを、農作業中の男性に発見された。この時も、インド森林管理局の職員がTwitterでシェアしている。


 カメを発見した男性は、一旦自宅へ持ち帰ったが、その後カメを森林管理当局に引き渡した。

 森林管理局から連絡を受けた野生生物保護の専門家がそのカメを調べたところ、インドハコスッポンで、1歳半~2歳の成体であることがわかった。


 このカメはその後、バーレーシュワルで野生に返されたという。

【SNSでの反応は「溶けたチーズのよう」】

 珍しい黄色のカメの写真を見たユーザーらは、次のような声を寄せている。

・まるで溶けたチーズのようだ。

・卵黄にも見える。

・なんて美しく鮮やかな色をしているんだろう。ユニークだね。なんだかツルンとした外観。

・マンゴーゼリーのようだ。

・池にいたのなら、そこに生息していたのでは?放っておいてあげればいいのに…。

・こんな黄色のカメ見たことない。

・後でちゃんと元の場所へ戻してあげてね。

 ちなみに、通常のインドハコスッポンはこのような色をしている。

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written by Scarlet / edited by parumo

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