
巨大ウサギを愛しすぎる飼い主夫婦 image credit:Jester_the _giant _bunny/Facebook
ドイツ原産とされるコンチネンタル・ジャイアント・ラビットは、ジャーマン・ラビットとも呼ばれ、世界最大の大型ウサギだ。
カラパイアでは、アメリカに住む巨大ウサギのココアちゃんを何度か紹介しているが、イギリスにも真っ白でフワフワのコンチネンタル・ジャイアント・ラビットがおり、飼い主夫婦は我が子同然、いやもしかしたらそれ以上に愛しており、目に入れても痛くないようだ。本当に入れたら痛いだろうけども。
【コンチネンタル・ジャイアント・ラビットのジェスター】
イギリスのリンカンシャー州スカンソープに住むリン・ホブソンさん(60歳)は、夫ピーターさんと一緒に去年の4月1日に、ブリーダーからオスのコンチネンタル・ジャイアント・ラビットを購入した。
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買った日が、エイプリルフールの日だったことから、「冗談好きでおどけた人」と意味するジェスター(Jester)と名付けた。
当時、生後数週間だったジェスターは、夫妻の愛情をめいっぱい受け、すくすく成長。1歳8か月になった今は、体重も9kgとかなり巨大になった。
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といっても、もともと大型種のコンチネンタル・ジャイアント・ラビットは約7.2~11kgが平均体重であり、ジェスターはちょうどその中間だが、抱き上げようとするとかなり重い。
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そんなジェスターをリンさん夫妻は我が子同然のように、これ以上ないほどかわいがっている。
ジェスターは、まるで犬のように私の後ろをいつもついて回るんです。かわいくてしょうがないので、とても甘やかして育てています。
うさぎ小屋ではなく家の中で飼いたかったので、トイレトレーニングもちゃんと躾けました。2階にはジェスターの自室もあって、3つもベッドを持っているんですよ。
いつも私とソファに座って、一緒にテレビを見て寛いでいます。(リンさん)
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【児童書の主人公として表紙にも抜擢】
ジェスターをFacebookなどSNSでシェアすると、たちまち多くの注目を浴び、本の表紙モデルや児童書の主人公に抜擢されることになったという。
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思ってもいなかったジェスターの活躍に、リンさんは大喜びだ。
ジェスターは、とっても社交的でフレンドリーな性格で、会う人みんなジェスターを好きになってくれrるんです。
ジェスターは、スターの素質があるからもっと有名になってほしい。来年の春にはイースターもあるし、またモデルに選ばれればと思っています。
Jester is huge in the rabbit worldhttps://t.co/yWyGUj4uuw https://t.co/VMkekiFQ07
— BBC News (UK) (@BBCNews) November 20, 2020
今後、更にジェスターの仕事が増えていくことを期待しているリンさんは、ジェスターの日常をインスタグラム『jester_the_giant_bunny』でシェアしている。
ちなみに、コンチネンタル・ジャイアント・ラビットはもともと食用として飼育されたうさぎなのだそうだ。
現在、コンチネンタル・ジャイアント・ラビットの最高体重記録は24kg、体長132cmであり、イギリスのウスターシャーで飼われているダライアスが同じ体長を記録している。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:愛の大きさがウサギの大きさを越えた! 巨大ウサギへの愛が止まらない夫婦(イギリス) http://karapaia.com/archives/52297600.html
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