天井から滴り落ちる赤い液体...身も凍る恐怖体験をした女性の話

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 まんまホラー映画にありそうな恐怖の体験を実際に体験した女性が話題となっている。アメリカ、テキサス州の自宅で就寝中だった女性は、ポタポタと天井から液体が顔に滴り落ちてきたことで目を覚ました。
 雨漏りでもしているのかしら?そう思った女性は部屋の明かりをつけてみた。するとその液体が血液であることを悟り、卒倒寸前になったという。 しかも、女性の寝室に取り付けられていたシーリングファンが回転中だったため、天井から流れ出た血液や体液が、部屋の至る所にまるでスプリンクラーのように飛び散っていたのだ。『Fox10』などが伝えている。

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Woman wakes up to find blood dripping from ceiling【天井から血液が滴り落ちて目を覚ました女性】
 5月8日、テキサス州エルパソの2階建てアパートの1階に住むアナ・カルデナスさん(58歳)は、午前4時頃顔や体に液体が滴り落ちてきて、目を覚ました。

 最初、アナさんは雨が降っていて、部屋のどこかで雨漏りがしているんだろうと思った。ところが、部屋の明かりをつけてみると、寝室全体が赤色に染まっていたため驚愕した。

 雨水と思っていたその液体は血液だったのだ。

 それは天井から漏れており、天井に設置してあるシーリングファンを就寝中つけっ放しにしてあったことから、流れ出した血液がアナさんの部屋の至る所に飛び散っていたのだ。
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 ベッドや家具、床、衣類の全てが血にまみれになっていた。

 その状況が現実のものと受け入れられず、アナさんはパニックになったが、すぐにアパートの管理会社へ連絡し事情を話した。しかし管理会社は、事態に対してアナさんに真摯に対応する姿勢を全く見せなかったという。

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【真上の住人男性が遺体で発見される】
 アナさんからの緊急通報を受けて駆け付けた警察が、真上の部屋のドアをノックするも応答がなかったことから、ドアを蹴って中に入ると、寝室に住人らしき男性の遺体を発見した。

 その男性は、55~70歳ほどの年齢と推測されたが、既に遺体の腐敗が始まって5、6日が経過しており、遺体から流出した体液や血液がベッド下の絨毯に溜まって、天井から滲み出していたようだ。

 アナさんは、男性が2階に住んでいるのは知っていたが、彼の名前も知らず、親しくはしていなかったそうだ。

 アナさんの部屋のシーリングファンは取り外されたが、その時にも2階の床に溜まっていた血液や体液が下に流れ出てきたという。

 その後、天井板が外され消毒されるも、ハエが湧き悪臭が酷く、とても同じ部屋で暮らし続けることなどできる状態ではないと、アナさんは涙ぐみながらメディアの取材に応えた。
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この出来事は、私の中でトラウマになってしまいました。今はホテルに宿泊中ですが、新しい部屋を探さなければなりません。

全ての物が台無しになり、処分を余儀なくされました。夜も眠れず、食欲もありません。眠っている間に浴びていた血液や体液で感染症を起こしているかもしれないという恐怖もあり、検査をしてもらいたいと思っています。

アパートの管理会社に電話をしても、損害に対する責任は負えないと言われ、保険にも入っていないし、困り果てています。本当に悪夢です。
 現在、アナさんは一時的な避難所にかかる費用や必需品の購入などのために、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』でアカウントを立ち上げ、支援を呼びかけている。

 また、アナさんは弁護士と相談し、アパートの管理会社に対して訴訟を起こす予定を立てているという。

 なお、警察が調査したところ、男性の遺体は自然死の可能性が高いということだ。

 ということで、一人暮らしで集合住宅に住んでいる人の場合には天井から滴り落ちてくる液体に要注意なのだ。

written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:天井から滴り落ちる赤い液体...身も凍る恐怖体験をした女性の話 https://karapaia.com/archives/52302145.html
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