
ドローンを使った現代版タケコプターの開発が活発だ。前回、一人用飛行装置コプターパックをお伝えしたが、今回話題となっているのは、アメリカの発明家がDIYした飛行マシンだ。
巨大な円形の網にたくさんの回転翼を取りつけた部品4枚と座席を組み合わせたこのマシンは、クワッドローターをイメージしたものらしい。
タケコプターが大量に搭載された感じのあるユーモラスなその飛行マシンは、その発想や構造をめぐり、様々な反響が寄せられた。
【回転翼がいっぱい!椅子付きのDIYマシンchAIRの飛行シーン】
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Home-made working rideable drone
このほど海外掲示板で脚光を浴びていたのはアメリカを拠点にDIYプロジェクトに取り組む「アメージング・DIYプロジェクツ(amazingdiyprojects)」が自作した飛行マシンchAIR(チェア)の様子だ。
浮上はわりとスムーズにふんわり
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飛行は見ため安定してそうだが音がすごい
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有人クワッドコプターとも称されるchAIRの飛行時間は最大で5分ほど。操作は椅子のコントローラーで行うもよう。なお製作費は1万ドル(約110万円)だそう。
amazingdiyprojectsが公開した動画によると、chAIRはリモコンで走る椅子の走行部分を外し
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網のようなパーツを取り付けることで完成する。
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飛行パーツは軽そうだけど飛行には十分なスペースが必要になる。でも椅子のアイデアはちょっと面白い。ドローンにただ乗っかるだけとかぶら下がって飛ぶよりも快適かもしれないな。
この件に関する海外の反応は…
・プロペラの騒音でご近所迷惑まちがいなし!以下は制作シーンを含めた動画。飛行シーンは15:30ぐらいから
・乗用芝刈り機とどっちがうるさいかな?
・ドローン(プロペラ)はいくつ使ってるんだろ?
↑
・ドローン=プロペラじゃないけど、このプロジェクトは複数の独立した制御回路を使ってるから小型ドローンが複数集まってるようなものともいえそう。
単にプロペラの数が疑問なら、格子つきの輪1つにつき19個付いてるようだから全部で76個あると思う。
・有人ならドローン(無人機)とはいえないのでは?
・ドローンは無人とも定義されてるけど、これはクワッドコプター(クワッドローター)だから軍用機とかヘリコプターとか寄りなのでは。
・強風でひっくり返されそう。
・プロペラが1個ずつ取れてったらやばい。
・充電時間のわりにちょっとしか飛べないやつ。
・せめてヘルメットかぶってて欲しい。
・とりあえずイナゴの大群みたいな音をどうにかすべき。
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chAIR -Manned quadcopter Episode 30 Actual backyard flight!
amazingdiyprojectsのその他のプロジェクトや作り方の詳細は公式サイトでも紹介中。気になる人はチェックだ。
References:unilad / boingboingなど /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:空を自由に、飛びたいな。はい、乗用ドローン!タケコプターを大量に搭載した感のあるDIY飛行マシン https://karapaia.com/archives/52303870.html
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