
あの『死霊館』の舞台となった、ニューングランド地方にある1軒家が売り出し中なのだから。
死霊館の舞台となった農家が売り出し中 ニューイングランド地方ロードアイランド州ハリスビルの静かな地域に建てられた1軒の農家が、現在Mott&Chace Sotherby不動産にて売り出し中だ。
実はこの家、2013年に第1作目が公開されたアメリカの超自然ホラー映画『死霊館』シリーズの舞台となった屋敷だそうだ。
この映画は、実在の心霊研究科夫婦を主人公にして実際に体験した事件をもとにストーリーが進められていくが、特に1作目と2作目はほぼ完全に実話にのっとっていると伝えられている。
この物件を販売中の同不動産は、ウェブサイトやYouTubeでまるでホラー映画の予告編のような宣伝動画をシェアしており、なかなか恐怖な仕上がりになっている。The real Ed and Lorraine Warren investigated the Enfield haunting and found the events were real. #ConjureTheTruth pic.twitter.com/5z1fPVGyGn
— The Conjuring (@TheConjuring) September 17, 2016
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"The Conjuring House" - 1677 Round Top Road, Burrillville, Rhode Island呪われた屋敷の販売価格は120万ドル 1826年頃にバスシーバ・シャーマンという女性の夫によって建てられたとされているこの屋敷は、映画のストーリーにもなっているように、70年代にはペロン一家を恐怖に陥れた。
バスシーバという女性は魔女だったという伝説があり、生まれて間もない我が子を悪魔の生贄にしようとして、最終的に子もろとも不可解な状況で亡くなったという。
何が起こったのかは明確にされていないが、以降その館は呪われた不気味な雰囲気を醸し出し、怪奇現象が多発。ペロン一家を追い出すのに十分な恐怖があったのは、映画を見た人ならおそらく知っていることだろう。
そんないわくつきの家が、120万ドル(約1億3400万円)で売り出されたのだ。
同不動産によると、280平方メートルという広さの悪名高い屋敷は、目下多くの注目を集めているそうだ。
現在は、超常現象の研究者やアマチュア・ゴーストハンターに一晩のレンタルステイを提供したり、死霊館ファンのために日中のイベントやツアー、ライブストリームなどを実施したりして、宣伝活動を行っているということだ。
会いに行ける悪魔とか、ここにいるのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。
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映画『死霊館』予告1
written by Scarlet / edited by parumo
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