米ソの冷戦時代、UFOが核ミサイルの機能を停止させたと米空軍大尉が告白
 第二次世界大戦後、世界は米ソ冷戦時代に突入した。アメリカを中心とした西側の資本・民主主義陣営と、ソビエト連邦を中心とする東側の共産・社会主義陣営陣営による対立だ。


 その最中にあった1960年代、アメリカの核ミサイル基地上空にUFOが現れ、核ミサイルが機能停止に陥ったことがあると、米空軍の大尉が告白した。

 大尉は、宇宙人からの「核兵器を廃絶」のメッセージだったと考えているという。 

米空軍基地上空にUFOが出現、核ミサイル10基が機能停止 1967年3月27日、米モンタナ州マルムストローム空軍基地上空に正体不明の飛行物体が出現した。

 ロバート・サラス大尉は当時、基地地下にある発射管理施設の指揮官として、10基の核ミサイルを担当していた。

 「私は地下18メートルに設られたコンクリートの中におり、警備員からその報告を受けました。」

 彼が驚愕したのは、飛行物体が上空に現れると、ミサイルの誘導制御システムすべてがダウンしてしまったことだ。

 10基のミサイルはそれぞれ独立したシステムで運用されていたため、同時にすべてが故障するなど「あり得ない」ことだった。


 その後、ミサイル復旧には丸一日が費やされた。しかし物理的な損傷はおろか、突然のダウンを説明できるような痕跡すら見つからなかったそうだ。

 サラス大尉によれば、この事件の8日前にも、別のミサイル基地で同じようなことが起きたという。一連の事件の背後には宇宙人の存在があるだろうと、彼は睨んでいる。

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宇宙人からの核根絶に向けたメッセージだったのか? 仮にそれが宇宙人の仕業だったとして、彼らはなぜそのようなことを行なったのだろうか?

 これついてサラス大尉は、冷戦で破滅の瀬戸際にあった人類に対する、宇宙人からのメッセージだったと考えている。

 「地球で暮らす全人類へのメッセージだったと思います。
私たちは核兵器をなくさねばならないというね。」

 これはあくまで彼の推測でしかない。しかし少なくとも宇宙人は危険な存在ではないとサラス大尉は話す。

 というのも、UFOが出現したとき、強制的に核ミサイルを停止できるだけの技術力がありながら、武器による攻撃は一切なかったからだ。

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政府による隠蔽工作 サラス大尉によると、政府はその事実の隠蔽を試みていたようだ。彼は、核ミサイル停止を上司に報告したときのことをこう振り返る。

 「司令室に入ってまず、これは演習ですか? と尋ねました。
司令官はキッパリ否定し、何がどうなっているのか、まるでわからないと言われました。」

 しかしその後すぐに、他言無用を命じられ、誓約書にサインまで書かされたという。

 「この件について、すぐさま隠蔽工作がなされたわけです。」

 その理由について、世界中の政府が宇宙人のテクノロジーを手に入れ、何やら交渉が行われていたことが関係していると、サラス大尉は推測している。

 また彼は、陰謀組織の関与を疑っているようだ。

 「極秘裏に情報を交換している世界的な陰謀組織があります。その組織が世界的な隠蔽工作に関与しているかもしれません。」

 「深く隠された秘密があります。1947年のロズウェル事件では、ニューメキシコ州で起きた2つの墜落事故について、明白な証拠が得られました。
政府は、連中が地球外生命と取引していることを知っていたのです。」

 サラス大尉は近日中に、ワシントンD.C.のナショナル・プレス・クラブでUFOに関する重要な記者会見を開く予定であるとのことだ。

References:I saw giant UFO disable 10 live nukes at top secret base - and Pentagon is covering it up, says US air force captain / written by hiroching / edited by parumo

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