
過去20年以上にわたり、夫の財産を許可なしに使用していた妻が逮捕・起訴された。
妻は、夫が銀行で残高を確認するのを防ぐため、夫を洗脳し、アルツハイマー病(認知症)と思い込ませていたのだ。
実際に夫も、自分は認知症だと信じ、直接の取引や手続きなどを遮断。夫の金を自分の身内のために使い込んでいたという。
夫を認知症と思い込ませ金を使い込んだ妻 アメリカ・コネチカット州イーストヘブンに住んでいたドナ・マリーン(63歳)は、今年10月27日に、夫に対する大規模な窃盗・文書偽造容疑で逮捕された。
捜査官によると、ドナは1999年頃から夫に内緒で彼の年金小切手や社会保障小切手、補償決済その他の法的文書に夫の署名を偽造し、財産を勝手に使い込んでいた。
他にも夫が所持していた珍しいコインや宝石など私物の一部を質流ししていた。
更に、13年間にわたって夫の年金小切手を自分の身内の口座に預け、友人に公証人になってもらい夫が不在中に不正に法的後見制度を取得。その後、夫名義で違法に税金を申告していたことも明らかになった。
夫が直接銀行で取引や手続きをしようとすると、ドナは夫に「それはこの前やったでしょ」と嘘をつき、夫がアルツハイマー病(認知症)であると思い込ませていたようだ。
[動画を見る]
Warrant reveals new details in case against East Haven woman who allegedly stole $600K from husband夫の娘がドナの犯罪に気付き告発 2019年3月、ドナの夫の成人した娘が継母の行為に気付き、イーストヘブン警察に通報。その1年後、夫と娘は共にドナに対して刑事告発する旨を明らかにした。
調べに対し、ドナはこのように釈明した。
なお、79歳になる被害者の夫は、ドナとの離婚を手続き中ということだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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妻は、夫が銀行で残高を確認するのを防ぐため、夫を洗脳し、アルツハイマー病(認知症)と思い込ませていたのだ。
実際に夫も、自分は認知症だと信じ、直接の取引や手続きなどを遮断。夫の金を自分の身内のために使い込んでいたという。
夫を認知症と思い込ませ金を使い込んだ妻 アメリカ・コネチカット州イーストヘブンに住んでいたドナ・マリーン(63歳)は、今年10月27日に、夫に対する大規模な窃盗・文書偽造容疑で逮捕された。
捜査官によると、ドナは1999年頃から夫に内緒で彼の年金小切手や社会保障小切手、補償決済その他の法的文書に夫の署名を偽造し、財産を勝手に使い込んでいた。
他にも夫が所持していた珍しいコインや宝石など私物の一部を質流ししていた。
更に、13年間にわたって夫の年金小切手を自分の身内の口座に預け、友人に公証人になってもらい夫が不在中に不正に法的後見制度を取得。その後、夫名義で違法に税金を申告していたことも明らかになった。
夫が直接銀行で取引や手続きをしようとすると、ドナは夫に「それはこの前やったでしょ」と嘘をつき、夫がアルツハイマー病(認知症)であると思い込ませていたようだ。
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Warrant reveals new details in case against East Haven woman who allegedly stole $600K from husband夫の娘がドナの犯罪に気付き告発 2019年3月、ドナの夫の成人した娘が継母の行為に気付き、イーストヘブン警察に通報。その1年後、夫と娘は共にドナに対して刑事告発する旨を明らかにした。
調べに対し、ドナはこのように釈明した。
私は、お金の管理が苦手で、手元にあると使ってしまうと思った。最終的に、ドナは夫の財産を自分の親族の家賃や生活費、車への支払いなどに使い、それが明るみになるのを防ぐために、夫には認知症だと思い込ませ続けていたことを認めた。
別に買い物や旅行に使ったわけじゃない。身内を助けるために使ったまで。みんなが幸せになればいいと思った。
起訴された妻とは現在離婚手続き中 現在、窃盗および偽造罪で起訴され、身柄を拘束されているドナだが、今後の裁判で有罪判決が下れば、最大懲役20年にくわえて15000ドル(約170万円)の罰金が科せられる可能性があるという。Woman Convinced Husband He Had Alzheimer's, Then Stole $600K: PD https://t.co/Xpy5oRfpmp
— NBC Los Angeles (@NBCLA) October 29, 2021
なお、79歳になる被害者の夫は、ドナとの離婚を手続き中ということだ。
written by Scarlet / edited by parumo
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