
ちょっとユニークな髪の話をしよう。アメリカ、オハイオ州の美容師が、9年にわたり顧客の許可を得て、カットした髪などを集めて巨大毛玉ボールを作った。
重さ102kgの毛玉ボールは、世界ギネス記録を更新することに成功した。
この毛玉ボールも、目や口、鼻や手足を付けたところ、ちょっとしたゆるキャラとなり、「ホス(Hoss)」という愛称で親しまれているという。
[動画を見る]
Largest Human Hair Ball - Guinness World Records子供の為、髪の毛を集め巨大ボールを作った美容師 オハイオ州ケンブリッジでBlockers(ブロッカーズ)というヘアサロンを経営しているスティーヴ・ウォーデンさんは、2013年から顧客のカットした毛を集め、世界最大の毛玉ボール作りに挑戦した。
[画像を見る]
ウォーデンさんの4人の子供たちは、かねてから美容師の父に、世界中から集められた奇妙な物事やアイテムを紹介する本『Ripley’s Believe It or Not!』に載るような巨大毛玉ボールを作って申請して!と頼んでいた。
ウォーデンさんは、2013年からミッションを開始。サロンの一部を毛玉スタジオに改造。壁に穴をあけて、そこに髪の毛を入れると地下に落とせるようにした。
髪の毛を固定する接着剤もいくつか試し、試行錯誤した結果、毛玉をどんどん大きくなり、2018年、念願の『Ripley’s Believe It or Not!』に掲載されることとなった。
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その後は博物館にでも寄付しようと思っていたところ、思わぬ方向に事態が進む。毛玉ボールが展示され、更に髪の毛が集まりギネス記録に 『Ripley’s Believe It or Not!』は、ウォーデンさんの毛玉を、フロリダ州オーランドのコミコンに出展し、更にこの毛玉を大きくするイベントを行ったのだ。
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会場を訪れた来場者に髪の毛を寄付してもらうという試みだ。
自分の毛を毛玉に追加することができると知った来場者らは、永遠の展示の一部となる自身の髪の毛や髭を毛玉に張り付ける作業に喜んで参加した。
[画像を見る]
このコミコンがきっかけとなって、ウォーデンさんの巨大毛玉は注目を集め、郵便などでも世界各地から髪の毛が寄付されるようになった。
その結果、重さは102.1 kgの巨大毛玉が誕生した。これはスープ缶300個分、またはボウリングボール15個分に匹敵する。
そして、去年12月102.12kgの重量となった巨大毛玉ホスは、ギネス世界記録の更新に成功した。[画像を見る] ウォーデンさんが新記録を樹立する前は、ミズーリ州で理容師をしていた故ヘンリー・コファーさんがギネス世界記録保持者だったという。
コファーさんも理髪師で、何十年もかけて集めた髪の毛で、重さ75.8kg、高さ1.2 mの毛玉ボールを作った。[画像を見る] 今回記録を更新したウォーデンさんは、このように語っている。
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
重さ102kgの毛玉ボールは、世界ギネス記録を更新することに成功した。
この毛玉ボールも、目や口、鼻や手足を付けたところ、ちょっとしたゆるキャラとなり、「ホス(Hoss)」という愛称で親しまれているという。
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Largest Human Hair Ball - Guinness World Records子供の為、髪の毛を集め巨大ボールを作った美容師 オハイオ州ケンブリッジでBlockers(ブロッカーズ)というヘアサロンを経営しているスティーヴ・ウォーデンさんは、2013年から顧客のカットした毛を集め、世界最大の毛玉ボール作りに挑戦した。
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ウォーデンさんの4人の子供たちは、かねてから美容師の父に、世界中から集められた奇妙な物事やアイテムを紹介する本『Ripley’s Believe It or Not!』に載るような巨大毛玉ボールを作って申請して!と頼んでいた。
ウォーデンさんは、2013年からミッションを開始。サロンの一部を毛玉スタジオに改造。壁に穴をあけて、そこに髪の毛を入れると地下に落とせるようにした。
髪の毛を固定する接着剤もいくつか試し、試行錯誤した結果、毛玉をどんどん大きくなり、2018年、念願の『Ripley’s Believe It or Not!』に掲載されることとなった。
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その後は博物館にでも寄付しようと思っていたところ、思わぬ方向に事態が進む。毛玉ボールが展示され、更に髪の毛が集まりギネス記録に 『Ripley’s Believe It or Not!』は、ウォーデンさんの毛玉を、フロリダ州オーランドのコミコンに出展し、更にこの毛玉を大きくするイベントを行ったのだ。
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会場を訪れた来場者に髪の毛を寄付してもらうという試みだ。
自分の毛を毛玉に追加することができると知った来場者らは、永遠の展示の一部となる自身の髪の毛や髭を毛玉に張り付ける作業に喜んで参加した。
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このコミコンがきっかけとなって、ウォーデンさんの巨大毛玉は注目を集め、郵便などでも世界各地から髪の毛が寄付されるようになった。
その結果、重さは102.1 kgの巨大毛玉が誕生した。これはスープ缶300個分、またはボウリングボール15個分に匹敵する。
そして、去年12月102.12kgの重量となった巨大毛玉ホスは、ギネス世界記録の更新に成功した。[画像を見る] ウォーデンさんが新記録を樹立する前は、ミズーリ州で理容師をしていた故ヘンリー・コファーさんがギネス世界記録保持者だったという。
コファーさんも理髪師で、何十年もかけて集めた髪の毛で、重さ75.8kg、高さ1.2 mの毛玉ボールを作った。[画像を見る] 今回記録を更新したウォーデンさんは、このように語っている。
私は、自分の子供たちや将来の孫たちへの愛のためにチャレンジしました。なお現在も、多くの人から寄付され続ける毛や、サロンの顧客からの毛が追加されているホスは、この先もますます大きくなっていくことが予想されている。[画像を見る] written by Scarlet / edited by parumo
もし、あなたにもクレイジーなアイデアがあるのなら、他人がどう思うかなんて気にせずに、ただ挑戦してみることをお勧めします。
このチャレンジは、私の人生を変えたと言えるでしょう。
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』
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