弾丸キャット、お父さんとかけっこ競争で12年間負け知らず(スウェーデン)
image credit:rackarkatten/Instagram

 スウェーデンの田舎町に暮らす14歳の老猫は、アウトドアが大好きで、趣味は飼い主の父さんとのかけっこだ。

 1年を通して同じスタートラインに立ち、真剣に徒競走に挑む猫の姿は、まるで弾丸のように速く、父さんはこの12年間ずっと負けっぱなしだという。


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Fluffy Cat Runs As Fast As A Cheetah And Beats Her Dad In Every Race | The Dodo Cat Crazyアウトドア大好き!走るの大好き!サイベリアンのラカカタン スウェーデンのストックホルムの田舎に住む男性は、飼い猫でモフモフな寒冷地仕様のサイベリアンのラカカタンとの徒競走を12年も続けている。

 以前、飼い主は都心のアパートに住んでおり、週末のみ田舎の別荘で過ごしていた。
ラカカタンは、別荘に来るたび自然の中にいることを喜び、いつもエネルギッシュに森を探索したり裏庭で走り回ったりしていました。

裏庭から森へ自由に出入りできるようにしてやると、ラカカタンの新しい世界が広がったようです。

また、私とちょっとした散歩に出るのも大好きで、田舎道を一緒に歩いた後、別荘の玄関ドアに向かって走って競争したがりました。
 ラカカタンが走ることが大好きなことに気付いた男性は、ラカカタンが2歳になった頃にレースを始めた。[画像を見る] 12年間ラカカタンはレースで負けたことなし 最初、ラカカタンは父さんが真剣に走ったことにちょっぴりびっくりしたようだが、すぐに本気を出し、全速力で疾走するようになった。

 夏の間は週に2回ほど、雪がたくさん降る冬の間は月に2回ほど、ラカカタンは父さんとの徒競走をとても楽しんでいる。[画像を見る]  12年間、ずっと父さんとレースを続けてきたラカカタンだが、一度も負けたことはなく、今までの最速記録は60メートル5.8秒だそうだ。[画像を見る]
冬は、ラカカタンが雪の上を走りやすいようにほとんど爪を切らないんです。雪が好きで、雪の中でも喜んで遊んでいますよ。

でも、やっぱり夏が一番好きなようですね。
森や野原、田舎道などいろんな場所を走り回ることができますから。
 一方屋内では、ラカカタンはかなりおとなしく、食べて、眠って、抱っこをせがんでの繰り返しだそうだ。[画像を見る]  アウトドアが大好きなラカカタンのこともあり、飼い主は7年前に都心から永久的に田舎へと引っ越してきた。

 今、14歳になったラカカタンだが、まだまだエネルギッシュで、自然の中での暮らしを毎日思う存分満喫しているようだ。[画像を見る]
ラカカタンと過ごすことは喜びです。ラカカタンは、自然に囲まれてゆっくりと人生を楽しむことや、周りにもっと目を向けることなど、いろんなことを私に教えてくれるいい友達ですよ。
 そして何より、12年間続いているレースを両者が楽しんでいる。[画像を見る]  動画を見た人々からは、「疾走する猫の顔が真剣過ぎて面白い!」「14歳ってかなり高齢なのに元気だね」「12年もの長い間、1つのことをペットと一緒に続けているのってなんかいいね」「スタートラインに立つのがルール守ってて賢い!」「走る姿がフワモコの弾丸になってる」「こんなキュートな弾丸初めて見た!」「多分、父さんは一生勝てないね(笑)」「これからも健康で長生きしてね」といった声が寄せられている。

written by Scarlet / edited by parumo

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