少年がマンホールに花火を近づけたところメタンガスに引火、突然爆発
 両手に花火を持った男の子がマンホールを見つけ、花火を近づけたところ、下水道内にたまっていたガスに引火し、大爆発を起こす瞬間が監視カメラにとらえられていた。

 中国では春節(旧正月)を爆竹や花火で祝う習慣があることから、男の子は花火を持っており、マンホールに近づけた直後、中からシューッと激しい音が聞こえ走って逃げた。


 爆発が起きたのは男の子が逃げ出した直後である。

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Sidewalk Explodes after Kid Tosses Firework Down Well花火でマンホールが爆発 映像は2019年1月30日、中国赤峰市の監視カメラがとらえたものだ。1人の男の子が両手に花火を持ちながらマンホールへと近づいていく。

 何を思ったのか男の子はマンホールに花火を近づけた。

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 マンホールの中からシューっと激しい音がしたことに驚いた男の子は、すぐにその場から立ち去ろうとした。

 その直後、マンホールの蓋が飛び上がり、白煙が立ち上がる。周囲には爆発音が響き渡ったという。

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 こちらは別のカメラがとらえた音声付きの映像である。

 男の子は花火を投げだし、「お母さん怖い!」と叫びながら母親の元へと逃げてきた。幸いにも男の子は無事だったようだ。

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 マンホールが押し上げたレンガが周辺に止めてあった車数台に飛び散り、損傷を与えたものの、負傷者は出なかったという。

 現地警察によると、花火の火がマンホール内にたまっていたメタンガスに引火したことで爆発したという。
警察は男の子の保護者に注意を促した。

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 中国では新年(春節)の時期になると、毎年のように花火や爆竹に関するトラブルが発生している。

 子供たちが、故意にマンホールのフタに爆竹を仕掛けて吹き飛ばす「爆竹遊び」も多発しているようで、死者が出たケースもあるという。

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written by parumo

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