
今からちょうど110年前、北大西洋に沈んだ豪華客船タイタニック号。その最新映像が史上初の高画質で公開された。
世界屈指の豪華客船として注目を集めたものの、1912年の初航海で氷山に衝突して沈没。1,500人以上が犠牲となった悲惨な事故のエピソードはハリウッド映画でも一大ブームを巻き起こした。
1世紀以上にわたり語り継がれる悲劇の沈没船。海底探査クルーが高精細な8K映像で披露した現在のタイタニック号を見てみよう。
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First 8K Video of the RMS Titanic100年以上海底で眠るタイタニック号の今 こちらの映像は有人の海中探査専門会社OceanGate Expeditions(オーシャンゲート エクスペディションズ)が今年8月30日に公開したもの。
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100年以上も海底で眠るタイタニック号は腐朽が進む一方だが、船体の形状やおおまかな特徴は今でも残っている。
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北大西洋の水深約3,800mに沈む船体の構造や巨大なアンカー(いかり)、手すりの残骸も見てとれる。
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37年前の発見時にあったマストは壊れ、船尾の甲板も崩壊した。
見張り台は消失し、大階段の横の体育館も原型をとどめていない。次は船首が崩壊するともいわれている。1985年に見つかったボイラーの1種も 今回の映像についてOceanGate Expeditions 社広報はこう述べている。
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タイタニック号の記録遠征に一般人が参加できるツアーも OceanGate Expeditions 社は2020年、タイタニック号の歴史を次世代につなぐため、崩れゆく船体の記録を毎年行う計画を発表。そこで得られたデータからより多くの秘密を解き明かすつもりだ。
2021年夏からは記録遠征に一般人が参加できるツアー(有料)も始めた。
ちなみに今年の夏の遠征はすでに終了したが、来年の春にもおよそ8日間にわたるタイタニック号遠征を計画中。
【参考】OceanGate Expeditionsによるタイタニック号の記録体験
[動画を見る]
First 8K Video of the RMS Titanic
気になる参加費は、訓練料とサポート料込みで250,000ドル(約3,500万円)と決して安くはないが、興味がある人はOceanGate Expeditionsの公式ページをチェックだ。
References:unilad / designtaxi / iflscienceなど /written by D/ edited by parumo
追記:(2022/09/06)タイトルを一部訂正して再送します。
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
世界屈指の豪華客船として注目を集めたものの、1912年の初航海で氷山に衝突して沈没。1,500人以上が犠牲となった悲惨な事故のエピソードはハリウッド映画でも一大ブームを巻き起こした。
1世紀以上にわたり語り継がれる悲劇の沈没船。海底探査クルーが高精細な8K映像で披露した現在のタイタニック号を見てみよう。
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First 8K Video of the RMS Titanic100年以上海底で眠るタイタニック号の今 こちらの映像は有人の海中探査専門会社OceanGate Expeditions(オーシャンゲート エクスペディションズ)が今年8月30日に公開したもの。
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100年以上も海底で眠るタイタニック号は腐朽が進む一方だが、船体の形状やおおまかな特徴は今でも残っている。
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北大西洋の水深約3,800mに沈む船体の構造や巨大なアンカー(いかり)、手すりの残骸も見てとれる。
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37年前の発見時にあったマストは壊れ、船尾の甲板も崩壊した。
見張り台は消失し、大階段の横の体育館も原型をとどめていない。次は船首が崩壊するともいわれている。1985年に見つかったボイラーの1種も 今回の映像についてOceanGate Expeditions 社広報はこう述べている。
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左舷のアンカーのシーンで見える緑色のライトは、レーザー計測システムのものです。社長のストックトン・ラッシュ氏は、新たに更新された映像がタイタニック号への理解度をより深め正確なものにすると語る。
このシステムのおかげで、水中カメラや当社の5人乗り潜水艇「タイタン」からでも物体のサイズを正確に判断できます。2つのライトの間の距離は10cmです。
とりわけ驚くべきはボイラーの映像です。これはタイタニック号が2つに折れたときに海底に落下したもので、1985年のタイタニックの残骸発見で最初にみつかったボイラーのうちの1つです。
この8K映像は静止画でも拡大でも4K品質を維持できるので、大画面の没入型プロジェクターにもうってつけです。さらに注目すべきは驚異的にリアルなカラーです。高精細映像で過去の技術では知りようがなかった発見も また同社の専門家として、数十年前からタイタニック号の残骸調査を行うベテランダイバーのゴールデン氏は今回の鮮明な画像で気づいた発見についてこう述べた。
左舷のアンカーに「Noah Hingley & Sons Ltd.」というアンカーメーカーの社名があるのがわかりました。これは初めて目にするものです。これまでにない高精細な画像のおかげでしょう。OceanGate Expeditions 社は今後、以前のデータとの比較も行う予定だ。
途方もない年月を経て、過去の技術では知りようが無かった新しい詳細が発見されるかと思うとわくわくします
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昨年と比べて特定の領域に変化があるようです。今回撮影した8k、4k、およびその他の映像もあわせてその違いを確認する予定です。日本でも報じられている「タイタニック号」の映像
わが社では潜水艇に乗り込んだ専門家が直接観察するので、調査が必要な部分のアドバイスやその場で画像を使った研究をどんどん進めることができます。
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タイタニック号の記録遠征に一般人が参加できるツアーも OceanGate Expeditions 社は2020年、タイタニック号の歴史を次世代につなぐため、崩れゆく船体の記録を毎年行う計画を発表。そこで得られたデータからより多くの秘密を解き明かすつもりだ。
2021年夏からは記録遠征に一般人が参加できるツアー(有料)も始めた。
ちなみに今年の夏の遠征はすでに終了したが、来年の春にもおよそ8日間にわたるタイタニック号遠征を計画中。
【参考】OceanGate Expeditionsによるタイタニック号の記録体験
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First 8K Video of the RMS Titanic
気になる参加費は、訓練料とサポート料込みで250,000ドル(約3,500万円)と決して安くはないが、興味がある人はOceanGate Expeditionsの公式ページをチェックだ。
References:unilad / designtaxi / iflscienceなど /written by D/ edited by parumo
追記:(2022/09/06)タイトルを一部訂正して再送します。
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
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