
image credit:liverking/Instagram
SNSを介して注目を集めるインフルエンサーは様々な特徴があるが、筋骨隆々なこの男性は「レバーキング」と呼ばれ注目を集めている。
驚くべきはその食生活だ。
もちろん彼なりに理由があってやっていることで、狩猟時代を生きた人類の祖先に由来しているようだ。
生の贓物を食すレバーキングと呼ばれる男性 2021年8月にSNSを開始して以来、多くのフォロワーを持つブライアン・ジョンソンさん(45歳)は、通称「レバーキング」として知られている。
ジョンソンさんは、自身のウェブサイトも開設し、20年間続けてきた自身の食生活を推奨しているが、普通の人が真似したらだめそうなやつだ。
レバーキングというその名が示すように、ジョンソンさんは毎日、動物のレバー(肝臓)を生で450g強食べているという。
レバー(動物の肝臓)が好きという人もいるが、レバーを450グラム摂取するとなるとなかなか厳しい。しかも生だ。
そのため、ジョンソンさんは「今から始める人には週に2回ペースで85グラムから」と推奨している。[画像を見る] 狩りを行っていた時代の人類の先祖の生き方を継承 そもそも、なぜジョンソンさんは生肉を食すようになったのか。狩りを行なっていた先史時代の人類の生き方を継承しているようだ。
「人類の祖先の生き方が現代の主流になるよう説き広め、自身がその見本となる」ことを目的としているという。
「祖先のライフスタイルCEO(最高経営責任者)」と自称するジョンソンさんは、先祖代々の9つの信条を人々に推奨している。
それは、「睡眠、食事、動作、保護、繋がり、寒さ、太陽、戦い、絆」だそうで、これらをモットーに、激しいトレーニングと生の臓器を摂取すること、つまり祖先を敬いながら進化の狩人として生きることに人生の焦点を置いているという。
[画像を見る]
image credit:liverking/Instagram
彼のユニークな生き方は、決してその場しのぎではない。かれこれ20年続いているからこそ、自信をもって世間に広めているのだろう。
「心臓が弱くて苦しんでいる人は、健康で強い動物の心臓を食べるといいよ」と勧めるジョンソンさんのインスタグラムは、ほとんどが生肉を食べるシーン、マッチョな肉体を披露するシーンで占められている。
174万人以上ものフォロワーがいるということは、ただの物珍しさからかもしれないが、それなりに注目を集めているのは事実だ。[画像を見る] 自身のウェブサイトでは、ジョンソンさんはこのように綴っている。
分子生物学者のジョナサン・ジャリーは次のように述べている。
更に、栄養ウェブサイト「MyProtein」では、このような記述がある。
食通の人は生のレバーをおいしいというけど、毎日450gってさすがにきつそうだし、レバーキングは本当に毎日そんなに食べて大丈夫なのだろうか?
References:Who is Liver King the influencer who eats raw organs everyday/ written by Scarlet / edited by / parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
SNSを介して注目を集めるインフルエンサーは様々な特徴があるが、筋骨隆々なこの男性は「レバーキング」と呼ばれ注目を集めている。
驚くべきはその食生活だ。
20年間毎日、生のレバー(肉の肝臓)を450g食べ続けているのだ。故にレバーキングなのである。
もちろん彼なりに理由があってやっていることで、狩猟時代を生きた人類の祖先に由来しているようだ。
生の贓物を食すレバーキングと呼ばれる男性 2021年8月にSNSを開始して以来、多くのフォロワーを持つブライアン・ジョンソンさん(45歳)は、通称「レバーキング」として知られている。
ジョンソンさんは、自身のウェブサイトも開設し、20年間続けてきた自身の食生活を推奨しているが、普通の人が真似したらだめそうなやつだ。
レバーキングというその名が示すように、ジョンソンさんは毎日、動物のレバー(肝臓)を生で450g強食べているという。
レバー(動物の肝臓)が好きという人もいるが、レバーを450グラム摂取するとなるとなかなか厳しい。しかも生だ。
そのため、ジョンソンさんは「今から始める人には週に2回ペースで85グラムから」と推奨している。[画像を見る] 狩りを行っていた時代の人類の先祖の生き方を継承 そもそも、なぜジョンソンさんは生肉を食すようになったのか。狩りを行なっていた先史時代の人類の生き方を継承しているようだ。
「人類の祖先の生き方が現代の主流になるよう説き広め、自身がその見本となる」ことを目的としているという。
「祖先のライフスタイルCEO(最高経営責任者)」と自称するジョンソンさんは、先祖代々の9つの信条を人々に推奨している。
それは、「睡眠、食事、動作、保護、繋がり、寒さ、太陽、戦い、絆」だそうで、これらをモットーに、激しいトレーニングと生の臓器を摂取すること、つまり祖先を敬いながら進化の狩人として生きることに人生の焦点を置いているという。
[画像を見る]
image credit:liverking/Instagram
彼のユニークな生き方は、決してその場しのぎではない。かれこれ20年続いているからこそ、自信をもって世間に広めているのだろう。
「心臓が弱くて苦しんでいる人は、健康で強い動物の心臓を食べるといいよ」と勧めるジョンソンさんのインスタグラムは、ほとんどが生肉を食べるシーン、マッチョな肉体を披露するシーンで占められている。
174万人以上ものフォロワーがいるということは、ただの物珍しさからかもしれないが、それなりに注目を集めているのは事実だ。[画像を見る] 自身のウェブサイトでは、ジョンソンさんはこのように綴っている。
「なぜレバーキングという名前なのか」という質問の答えは簡単です。言葉通り、「肝臓は王様」だからです。[画像を見る] 専門家はやめたほうがいいと警告 しかし、専門家たちの意見は別のようだ。
私たちの初期の祖先は、ライオン、ホオジロザメ、その他の野生生物の肝臓を食すことを好んでいました。
肝臓は、歴史的に自然界で最も栄養価が高く、生物学的にも利用可能な形態のペプチド、成長因子、および天然ビタミンでいっぱいの栄養の宝庫です。
あなた自身の改善と人類の改善のために、優れた進化の狩人のように新境地を開拓してください。
レバーキングはこの世界で善を行い、変化をもたらすために、火と無制限の情熱とエネルギー、意欲と欲求に満ちています。
先祖の生活で健康的に生きることが可能なのです。あくまでも個人的見解ですが、私は生化学の学位を持っています。
分子生物学者のジョナサン・ジャリーは次のように述べている。
臓物を含む赤身肉の大量摂取が、ガンの要因となるというデータが蓄積されいます。日常の食事から果物や野菜が明らかに不足していると、微量栄養素、植物化学物質、および繊維が不足する可能性があります。また、ニューヨーク大学(NYU)で栄養学、食品学、公衆衛生学を専門とするマリオン・ネスレ博士は、「450g強の生の肝臓を消費することは、ビタミンAの毒性のために危険である」と指摘している。
更に、栄養ウェブサイト「MyProtein」では、このような記述がある。
レバーキングは自分の食事を推奨していますが、誰にでも勧められる食事ではありません。確かに少量接種なら体にいいという話は聞いたことがある。
よりバランスの取れた食事に含まれる高タンパク、高鉄分を含む食品はたくさんありますが、彼が従うべきと主張している食生活の多くは、ほとんどの人にとって現実的ではありません。
私は極度の低血圧と貧血で、レバーを食べた方がいいと言われたのだが、少量ですら食べられない。焼いても生でも無理だ。
食通の人は生のレバーをおいしいというけど、毎日450gってさすがにきつそうだし、レバーキングは本当に毎日そんなに食べて大丈夫なのだろうか?
References:Who is Liver King the influencer who eats raw organs everyday/ written by Scarlet / edited by / parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
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