2023年には何が起きる?盲目の預言者ババ・ヴァンガの4つの予言
 さまざまな未来を的中させてきたブルガリアの盲目の預言者「ババ・ヴァンガ」は、「バルカンのノストラダムス」との異名をとる預言者で、 1996年に亡くなったにもかかわらず、その予言は今も生き続けている。

 子供の頃、竜巻で視力を失ったおかげで、未来を見通せるようになったというババ・ヴァンガは、2023年について4つの予言を残している。


 彼女の脳裏に浮かんだ2023年は暗いイメージだったようだ。

盲目の予言者「ババ・ヴァンガ」 ババ・ヴァンガのこれまでの予言を振り返ってみると、中には外れたものもあるようだが、それでも「ダイアナ妃の死」「チェルノブイリ原発事故」「9・11テロ」、さらには「自分の死」まで、数々の大事件を言い当ててきた。

 2022年に起きたオーストラリアの「激しい洪水」や、イタリアを襲った1950年代以来最悪の水不足も、すでに彼女が予言していたものだ。

 自身の予言通り、1996年8月11日に85歳でこの世を去ったが、彼女の予言的中率は80%前後と言われており、ヨーロッパを中心に今でも大きな影響力を持っている。

 それでは、ババ・ヴァンガが残した2023年の予言を見ていこう。

[画像を見る]

ババ・ヴァンガの墓 / image credit:WIKI commons1. 生物兵器の実験 ウクライナ戦争が激化し、ロシアが神経ガス「ノビチョク」を使用するのではないかとの懸念が高まっている。

 ババ・ヴァンガはそれを見通していたようで、2023年はほかのどの年よりも生物兵器が使用されると予言した。

 生物兵器の実験やそれが実戦で使用される可能性は、彼女の予言でもっとも懸念されるものだ。

 この危険性について、ババ・ヴァンガは気がかりなほど詳細を語っておらず、それがどのような経緯で使用されることになるのかほとんどわからない。

[画像を見る]

photo by iStock
2. 太陽嵐 ババ・ヴァンガは、2023年地球は危険な太陽嵐への対応を迫られる恐れがあると警告している。

 荒れ狂う太陽による一撃は、電力網・衛星通信・インターネットなど、諸々の現代のインフラを麻痺させる可能性がある。

 英国をはじめ、このリスクへの対策がもっと必要であることを認めた政府もある。
とりわけ脆弱とされているのが、鉄道と金融の分野だ。

[画像を見る]

photo by iStock
3. デザイナーベビー イーロン・マスクが脳内チップ「ニューラリンク」は人体に使用可能と宣言したことで、テクノロジーと生命の境界線は曖昧になりつつある。

 だがババ・ヴァンガは、2023年はそうした状況がいっそう進むだろうと考えていた。2023年の親ならば、自分の子供の肌の色や才能を好きなように選べるようになるという。いわゆるデザイナーベビーだ。

 彼女によれば、私たちが知っている出産は過去のものになるかもしれない

 子供の容姿や能力は、遺伝子というルーレットで決められるのではなく、実験室で好きなように選ばれるようになるというのだ。

[画像を見る]

4. 地球の軌道の変化 2023年についての最後の予言は、潜在的にはほかの3つよりも気になるものだ。

 彼女によれば、地球の軌道が変わってしまい、環境に破壊的な変化が生じる恐れがあるという。

 恐ろしい変化は、人類文明に大打撃を与えたとしてもおかしくはない。放射線が高まり、気温も一気に上昇するかもしれない。

 もしそうなれば、それは私たちが知る生命を大混乱に陥れることだろう。


References:Blind mystic Baba Vanga's eerie 2023 predictions – solar storms and deadly bio-weapons - Daily Star / written by hiroching / edited by / parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
編集部おすすめ