相手が悪かった。ヤマアラシに近づいたら、顔のヒゲが大増量し、猛省している犬
 顔のヒゲが大増量しているこの犬は非常に反省しているようだ。散歩中に出会った動物に近づいて行ったところ、思わぬ反撃を食らってしまったのだ。


 そう、相手はヤマアラシである。体中にトゲが刺さってしまったのだ。

 すぐに治療をうけなければならないが、週末のためいつもの病院はやっていない。飼い主はボクサー犬のルイを車に乗せ、45分かけて週末診療を行っている病院へと向かっていた。

 飼い主は道中、ルイに対して、野生動物の危険性について語り続けた。ルイは飼い主の声に耳を傾けつつ、もうトゲトゲのついている生き物には近づかないことを誓ったようだ。

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Dog learns the hard way not to mess with porcupinesヤマアラシと遭遇しトゲだらけになった犬 アメリカ、ミシガン州で、ボクサー犬のルイは飼い主と散歩を楽しんでいた。道中で動物を発見したいたずら好きなルイは、無防備に近づいていった。

 だが相手が悪かった。無数のトゲの武器を持つヤマアラシだったのだ。思わぬ反撃をくらい、顔や脚がトゲだらけとなってしまった。

 すぐに病院で治療を受けなければならないが、週末なのでいつもの病院はやっていない。
そこで飼い主は週末にやっている病院を調べ、アポイントをとり、車で45分かけて、ミシガン州エメット郡にある診療所へ向かった。

 車の中で飼い主は、心も体も傷ついているルイを心配し、ずっと話してかけていた。

 ルイの顔にはたくさんのトゲが刺さっており、ヒゲが大増量しているかのようだ。よく見ると足にもトゲが刺さっている。

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 「猫だと思ったら、体中にチクチクしたものがついてたの。それが刺さったの。でもお父さんはそれを抜くことができなかったの」一人称口調で語る飼い主。

 ルイはヤマアラシに近づいて行ったことをすごく後悔しているようだし、これだけトゲが刺さってしまったら相当痛いだろう。

 おとなしく、そして悲しそうに飼い主の言葉に耳を傾けていた。

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100本以上のトゲを取り除いたルイ ようやく診療所に到着すると、ルイは鎮静剤を打たれ、顔、鼻、歯茎、舌、そして四つの足から、100本以上の針を取り除いた。

 ルイ(飼い主)は他の犬の友人たちにこうアドバイスする「チクチクした猫からは離れたほうがいいよ。近づいたら痛いんだから」

written by parumo

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