インドの超過密な満員電車でひらめいた男性。画期的な方法で寝場所を確保
 人口13億人を超えるインドでは、鉄道は日常の移動を支える要であり、電車が混雑しているのは当たり前。乗車率が300%を超えることも珍しくない。

 列車の屋根の上に乗ったり、ドアにしがみついて移動する人々もあるあるな光景。中に乗ることができても、スペースを確保するのは至難の業。

 そんな中、画期的な方法で自分の寝場所を確保した男性が話題となっている。というかこの動画が出回ってことで、同じ方法を試みる人が増えたりしちゃったりしそうだ。

シーツでハンモックを作り満員電車で寝場所を確保した男性 インドの長距離電車(寝台車)の内部を撮影した映像がInstagramに投稿された。車内は足の踏み場もないほどだ。

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 そんな中、独特な方法で自分の寝場所を確保する男性がいた。

 彼はシーツを四方の上部席に結びつけ、仮設のハンモックを作り上げた。そのハンモックで、足を延ばし、スヤスヤと眠っているではないか。

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 男性は体重が軽そうなのでいけた感じだが状態は不安定。シーツがほどけたらと思うと気が気じゃないが、それでもずっと長い時間立っているよりは全然マシなのだろう。[画像を見る] written by parumo

 この動画は多くの人の反響を呼び、彼の独自の発想や創意工夫を称賛する声が上がる一方で、他の乗客にとって危険なのではないか?との声も上がっている。

 他にも、「彼は電車よりも自分のベッドシーツを信頼している」、「普通列車のファーストクラス旅行」、「彼は20250年に生きている」などの声が上がっていた。

 とにかくインドの電車の混雑具合はすごくて世界的に有名だ。

 あまりにも乗客が多いため、人口過密都市、ムンバイの近郊電車はドアが開けっ放しとなっており、多くの乗客が戸口から身を乗り出している。もし転落事故が起きても、それは乗客の自己責任となるそうだ。

 つい先日もムンバイで、席を確保しようと女性たちが電車が止まる前に飛び乗った映像が話題となっていた。まさに命がけの行為である。

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